八ヶ岳の自然と季節 – ページ 24

原生林に囲まれた池

国道299号沿いの駐車場から原生林の中の道を15分ほど歩きます。
上り坂だった道が下りになると、間もなく木々の間に白駒池が見えてきます。
原生林に囲まれた、静かで美しい池です。
毎年夏の終わりに、ここを尋ねるのが我が家の恒例となっています。

闇の中、サーチライトに浮かぶ原生林。
何処までも続く緑の世界・・・なんてね。
実はこれ、原生林の中にある「ミニ原生林」なんです。
そう、倒木に生えた「苔」なんですよ。

この頃、朝早く霧が出たり、夕立があったり・・本来の高原の夏のような気候です。
本来の高原の夏・・まあ、お盆もとっくに過ぎたことだし、秋が来たというのが正しい言い方かも知れませんけれど。
光の色が、空気の色が、秋の色なんです。

この夏は大変な猛暑でしたね。皆様に残暑お見舞いを申し上げます。
我が家では、16日にこの夏最高の31.5度を記録しました。
この気温は、最近5〜6年で最高ですし、30度以上の日が今年は4日もあったので、15年ぶりくらいの猛暑と言って良いでしょう。

今が一番良い季節の我が家の庭です。
一番大きな木はヤマザクラ。その左で白い花を沢山付けているのがエゴノキです。
ヤマザクラの根元から庭へ続く斜面には白とピンクのバラが咲き始めました。
・・・辺りは一面の緑です。

06月14日に関東地方が梅雨入りしました。
いよいよ雨の多い季節になったと思ったら、15日は夏のような爽やかな晴天でした。
周辺の田園は田植えもすっかり済み、青空と白い雲が水面に映っていました。
週間天気予報ではしばらく晴天が続きそうです。

また降りました。
撮影は18日午後8時頃です。うっすらと白くなっていました。
車のタイヤもまだスタッドレスだから、別にいいんだけど・・・
今年はこれが名残雪になるのでしょうか。

清春へ向かう途中の谷にあるコブシの木です。
花も満開ですが、樹形がすごく良いですよね。
ある程度開けた場所で周りに邪魔になる木などが無ければ、コブシは自然にこんなロウソクの炎のような形になるのだそうです。

今日は朝から変な天気でした。
晴れたかと思ったら曇り、風花が舞い、また晴れたり・・・
私は用事があって甲府に行っていたのですが、甲府では流石に雪ではなくて雨でしたが、それでも晴れたり降ったりと変わりやすい天気でした。

30日の早朝、春雷が鳴りました。
春の到来を伝える雷と共に雨が降り、農作物が豊作となる大変めでたい雷と言われていますが、いやはやもの凄い雷鳴と雨音で目が覚めてしまいました。
昨年が16日の深夜だったので、今年は半月近く遅いことになります。