闇の中、サーチライトに浮かぶ原生林。
何処までも続く緑の世界・・・なんてね。
実はこれ、原生林の中にある「ミニ原生林」なんです。
そう、倒木に生えた「苔」なんですよ。
今年は残念ながら、お客様が切れるのが早かったのです。
息子の夏休みが終わる日に、毎年恒例の白駒池へ行ってきました。
国道299号沿いの駐車場から、こんな原生林の中の道を歩きます。
この写真の真ん中辺りの倒木にビッシリ密生している苔が上の写真です。
この夏の猛暑の影響でしょうか・・標高2,000mを越す白駒の森も、いつもに比べると水分が少ないような、何となくそんな感じがします。
苔が枯れているとか、そんな異常は見られませんでした。
「胞子体」を伸ばして、ちゃんと子孫繁栄を目指しているようです。
写真の胞子体は既に胞子を飛ばした後で、茶色く変色しています。
枯れ木でなくても、根元の近くはかなり苔に覆われています。
長い年月の間に根の下の土が流されたりして、地面空洞が出来ています。
もちろん人間が入れるほどの大きさの穴は殆どありませんが、小動物の通路や住処になっている所もあるでしょう。
もしかしたら、かなり複雑に入り組んだ地下洞窟があるかも知れません。
倒木の上に苔が生え、そこへ木の種が落ちて小さな木が芽生えてきます。
それが徐々に大きくなって根を伸ばし、倒木の表面を這い、地面に根を張ります。
その後、最初の倒木は朽ちて消え、根の下が空洞になった立木が残る・・・
そんなことを有史前から繰り返してきた原生林です。
謎の小動物が棲む地下の世界が広がっていたとしても、何の不思議もないでしょう。
ファンタジックなお話しですが、本当のことなんですね。自然ってすごいですねぇ。
苔ってこのような湿度と栄養が多い場所にあるのは
とても大きくなって、本当の森林のようですよね。
自然は生きているって感じます。
Nと〜さん、いらっしゃい。
はい、本当のことです。
この原生林は、有史以前から続く自然の姿を目の当たりに出来るので、好きなんです。
exifさん、いらっしゃい。
苔の種類にもよるのでしょうが、ここの苔は本当の森のように見えますよね。
出来ることなら、この森の地下洞窟の様子を見たいと思うんです。
もちろん無理ですけどね。
原生林が、とても神秘的ですね。
有史以前の姿を残す、そんな森がある、そんな世界がある・・・
その洞窟は、こどもの目になって観てみたいです。
ASさん、いらっしゃい。
森は100年200年という単位でゆっくりと確実に変化しているんですよね。
人間が関わることで、その流れが狂わなければよいのですが・・
小型ロボットで実際に地下を撮影してみたい気もします。(笑
こんばんは。
白駒池ですね。
いつまでも眺めていたいような
感度的で神秘的な景色ですね。
やはりこの辺りも水不足なのでしょうか?
猛暑と水不足で農作物に影響がでそうな気が・・・。(泣)
くまごろーさん、いらっしゃい。
この森は何度行っても、その度に素晴らしいと思いますね。
水分が少ないように感じたのは、あくまでも私の感覚なので何とも言えませんが、
今年の猛暑ですから、こんな所にも何かしら影響はあるような気がします。