ハイブリッド列車に乗る・2

07080601前回に引き続き、小海線のハイブリッド列車の乗車レポートです。
小淵沢に着いた私たちは、一旦改札を出て帰りの切符を買います。
ホームへ戻り、今乗ってきた列車(折り返し下り列車になる)に乗り込みました。
ホントにとんぼ返りですが、何しろ時間がありませんので・・(笑

発車前の車内です。優先席は一般席と色違いで、カーブした手摺りも付いていました。目立つようにでしょうか、つり革の色もここだけ黄色になっていますね。
07080602これはトイレです。
車いすでも利用しやすいように配慮されているそうです。
ボタンを押すと、円筒形のドアがスーと開きます。中も結構広いですが、このドアのお陰で出入り口の幅も確保されていますね。
07080603網棚の上部には、ハイブリッド列車のPRの為の写真や説明が並んでいました。
要するに広告スペースです
田舎のローカル線ではあまり広告物は多くないので、従来からJRの広報として使われていることが多く、都会の通勤電車のようにゴチャゴチャした感じは全くありません。
07080604ハイブリッド列車の走行システムの説明図です。
ディーゼルエンジンは加速時の発電のためにしか使わないんですね。
図解で見ると仕組みがよく分かります。

JRのサイトにこの図解に近いものがPDFで公開されていました。
3ページ目に図解があります。→「ハイブリッド鉄道車両が営業運転
07080605甲斐小泉駅に到着したハイブリッド列車「こうみ」です。
車内で一番感じたのは、何しろ音が静かだということですね。
普通のディーゼル車両のように、唸るような振動もありません。
まさに「軽快に走る」という表現がピッタリだと思います。
ホームで待っているとき、排気ガスの匂いがしないのもポイント高いです。
今は2両連結の1編成が、小淵沢ー野辺山間を一日4往復、その内一本が小諸まで行っている状況です。
もっと車両が増えて、いずれは全部がハイブリッドになると良いですね。

前回の記事→「ハイブリッド列車に乗る・1
関連ページ→「小海線・ハイブリッド列車・時刻表
      「ハイブリッド列車・大曲を行く
      「ハイブリッド列車・野辺山を走る

“ハイブリッド列車に乗る・2” への4件の返信

  1. お忙し中レポートご苦労様でした。
    車内の様子もよくわかりました。
    きっと値段も高いのでしょうね。
    だから台数は一気に増えなさそう。
    でも、順次切り替わっていくと良いですね。
    私は以前から小海線で小淵沢から小諸まで往復してみたいと
    思っているのですが、結構時間がかかるので未だに実現していません。
    くまぱぱさんはやったことありますか?

  2. exifさん、いらっしゃい。
    確かに車両の制作費は高いでしょうね。
    まだ試験的な段階で1編成だけですから・・多分スゴイ金額でしょう。
    量産できるようになってどの程度コストが下げられるかですね。
    小淵沢ー小諸の全線往復やったことありますよ。
    2000年6月に実施した「やつねっとカフェトレイン」がそれです。
    http://yatsugatake.net/train/train01/index.html
    最も私はそれより前に全線乗車はしていますけれど。(笑

  3. こんばんは。
    昨日に引き続き、
    乗車レポートありがとうございます。(^-^)/
    車内が静かっていうのが一番いいことですね~。
    小海線なのに?あのディーゼルの振動がしない?のが本当に不思議です。
    一つ前の形式の車両にほとんど乗ったことが無いのですが(しつこく、すいません。)
    排気ガスのせいだけではないと思いますが、もっと前の形式のディーゼル車は
    なんか汚れてるイメージがありましたね。(爆)
    ハイブリッド車はすごくクリーンなイメージありますね。v(^^

  4. くまごろーさん、いらっしゃい。
    振動がないので、ディーゼル列車とは全く乗り心地が違います。
    いよいよ小海線もこういう時代になったのかと思いますよ。
    もっと前の形式って、ベージュとオレンジのやつですよね。
    キハ20とか、その辺の形式はかなり古いですからね・・汚れてるのは無理もないところです。
    排気ガスが少ないだけでもかなり良いと思います。

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