女神湖・湖畔の植物

08101601今月初め、白駒池に行った時に女神湖まで足を伸ばしました。
もう2週間も経ってしまいましたね。
でもまあ悪くない写真もあるのでご覧ください。

赤沼平という沼地が農業用水池として昭和41年に整備され、女神湖となったそうですから、一応「人造湖」に分類されるのでしょうか。
08101602上の写真のボート乗り場がある「女神湖センター」の所からはホテルなどの人工物も見えますが、それは本当に一部だけです。
少し移動するだけで、静かな高原の湖が楽しめます。
流石に白駒池のように自然のままという訳にはいきませんが、白樺湖などの俗っぽさとは雲泥の差です。
08101603女神湖センターの脇から木道を行くと湖畔の植物が見られます。
10月に入っていたので既に花が終わってしまった植物が多かったのですが、秋の花はまだ咲いていました。
こちらはお馴染みのリンドウです。
08101604これは綺麗なブルーの花ですが、猛毒のヤマトリカブトです。
狂言「附子(ぶす)」の附子とは、トリカブトの根から精製した毒で、摂取後数十分で死亡する即効性があり、解毒剤はありません。
漢方では附子をぶしと読み、強心剤や鎮痛剤とするそうですが、毒性が強すぎるので特殊な弱毒処理をして作られるとか。
08101605ノリウツギだと思います。
ウツギの仲間は沢山あるので違うかも知れませんが・・

既に花は終わり、飾り花も下を向いて裏返しになっています。
このまま散らずに、冬には天然のドライフラワーになります。
女神湖は、車で湖岸まで行くことが出来る割には、あまり俗化されていません。
お年寄りや長距離歩けない人でも、手軽に楽しめる場所です。

“女神湖・湖畔の植物” への4件の返信

  1. 1枚目の写真が気に入りました。空より湖面の青が鮮やかなのは素晴らしいですね。
    附子は、トリカブトの猛毒だったのですか…、そう思うとあの話に違った面白みというか凄みが加わりますね。

  2. 朝霧圭太さん、いらっしゃい。
    確かに、1枚目の湖面の色はいいですね・・上手くいった・・(笑
    このトリカブトの毒の怖い所は「解毒剤がない」というところかも。
    致死量以上に摂取してしまったら、助けようがないということですからね。

  3. こんばんは。
    今日は茅野でお蕎麦を食べた後、麦草峠から佐久へ抜けてきました。
    途中、紅葉がきれいで写真撮っている人がたくさん居ました。
    あの峠、国道の中で全国2位の標高らしいです。
    トリカブト・・・わりと群生しているようですね。
    でも、あんな猛毒がねぇ・・・
    昔事件ありましたよね。

  4. さんちゃん、いらっしゃい。
    ドライブですか・・このところ晴れが続いて良かったですね。
    麦草峠は私も好きな道です。
    トリカブトは結構ありますが、猛毒なんですよね。
    八ヶ岳南麓にもありますが、興味本位で手を出す人が居ても困るので
    具体的な場所は教えないようにしています。

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