落葉松の黄葉

08103001唐松林の端に、小さな落葉松がありました。
落葉松は殆どが植林なので同じような高さの木が多く、このように1本だけ小さいのは、その子供という事です。

実生(みしょう)といいます。
こぼれたタネから自然に生えてきた個体です。
08103002今回の写真は「秋の空」と同じ日に撮ったものです。
野辺山は標高が高いので、他より黄葉も早いです。
かなり茶褐色になっていますね。
08103003枝先のアップです。
こんな感じに色が変わっていくんです。
08103004落葉松は殆ど一斉に色が変わるように見えます。
でも一本一本の木を見ると、違いはあるんですよ。
こんな少しずつの色の違いが、黄葉の唐松林全体を立体的に美しく見せているのでしょう。
落葉松はやがて、その葉を金色に輝かせながら風に散らせていきます。
そして季節は晩秋に移っていきます。