神社とは何か? お寺とは何か?

09062301「pen」7/1号の特集です。
これについて記事を書くかどうか迷ったんですが、単純に、神社やお寺の違いや歴史について知りたい人には、なかなか良い資料になると思い、アップする事にしました。

今回、私が解説する事はあまりありません。
先ずは読んでいただくのが一番でしょう。

さて、ここからは pen の内容とは関係なく、私の思った事を書きます。
勝手に思っているだけで、あまり大した意味はありませんから、読まなくてもいいですよ。(笑

09062302圧倒的な絶対神が存在しない日本の神々の世界は、たいへん人間的です。
以前にもちょっと書きましたが「絶対神が存在しない」というのがポイントです。
それが一番平和な宗教ですよ。
真偽の程は分かりませんが、天皇家の祖先とされる高天原系の神々・・国家神道として最高神である天照大神を奉り、天皇を神格化し、その権力を絶対のものとして戦争に突入していったという不幸な時代が日本にはありました。
今も戦争状態にある国や紛争を抱えた地域というのは沢山ありますが、その多くは「唯一絶対の神」の名の下に行われていると思います。

“神社とは何か? お寺とは何か?” への4件の返信

  1. 砂漠のような過酷な状況では、何としてでも自分の命を守るという一点が常に意識されており、それが絶対神を生む素地になっているのでしょうか。それならば、生を豊かにしてくれる自然に満ちた日本では、それら全てに感謝する神々が生まれ、唯一神とは相容れないことになります。

  2. 朝霧圭太さん、いらっしゃい。
    仰るとおりです。
    過酷な自然に対し、生きるためにはその自然を克服する必要があり、その自然さえも支配する
    絶対神を信仰するようになり、その絶対神を信じない者は、死んでも当然という結論に達します。
    要するに、信じない者を許さない神ですから、それが国家と結びついたら恐ろしいです。
    まあ、中東紛争なんか見ていれば分かりますよね。
    一方、豊かな自然に対しては、その恵みに感謝し、森羅万象に神が存在するという考え方です。
    感謝を忘れた行為(乱獲、乱伐=神域を荒らす)をした者は神罰を受ける理屈で、日本の神に
    限らず、多神教の神は祟り神です。
    節度ある暮らしをしていれば恵みをもたらし、度を超した行いには祟るわけです。
    かつての日本は、絶対神の居ない所に絶対神を無理矢理作って戦争に突入しました。
    人間の分を越した行為を、八百万の神々は大きな災厄をもって戒めたと考えられます。
    どちらにしても、宗教と国家が結びつくとろくな事はないですね。

  3. こんばんは。
    「お宮参り」から始まるのに最後は「仏様」
    有名なお寺や神社に行っては拝みまくって、お守り買って。
    かとおもえば、結婚式は教会で・・・。
    こんなんだからこそ、現代日本は平和なんでしょうね。<(^^ よ~く考えてみると、天皇は神様だった。ってのも変な話ですね。 (今じゃ日本の象徴・・・。あれ?やっぱり人間じゃない?(笑)) 海外ではいまだに宗教の名の下に人々が殺し合う・・・。 絶対おかいしいよなぁ。 くだらないコメントですいません。

  4. くまごろーさん、いらっしゃい。
    そうです。
    生まれたら神社、結婚式は教会、葬式はお寺・・信心深い人からみればとんでもない事かも
    知れませんが、このアバウトさが平和の秘訣ですよ。(笑
    何しろ、国から宗教を強制されないのが一番です。

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