リョウブの花に来る蝶

05070601あまり知らない人が多いでしょうが「リョウブ」という木の花です。
木肌は皮がむけてツルツルした感じで「サルスベリ」に似ています。梅雨時に白い房状に小さな花が集まって咲きます。
写真はクジャクチョウです。以前「冬を耐えた生命」で紹介したのは越冬したクジャクチョウでしたが、これは模様もはっきりしているので、今年生まれた蝶だと思います。

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ウスバシロチョウ

050525015〜6月によく見かける蝶です。
写真だと大きさが分からないのでモンシロチョウと間違えそうですが、モンシロチョウより二回りくらい大きいです。羽は鱗粉が少なく薄く透き通っているので下羽の模様が透けて見えます。この蝶、実はアゲハチョウの仲間なのだそうです。

ところで、この花が咲いている木の名前が分かりません。心当たりの方は教えてください。木の高さは4mほど。花は1cm以下で花びらは4枚です。

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冬を耐えた生命

05042405クジャクチョウです。
学名は「 Inachus io geisha」芸者のように派手に見えるから付けられたのでしょうか。目玉のように見える模様が特徴ですが、気持ち悪いという人も居ますね。(笑
参考サイト→「Yahoo!きっず図鑑 – クジャクチョウ

私の撮った写真はリンク先の写真ほど色鮮やかではありません。それは、このチョウが冬越しをしてきたものだからです。

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やっぱり春

05041701春は花だけでなく、いろいろな生き物にとっても春です。
キジのつがいが散歩中。雄は私の気配に気づいてサッと身を隠してしまいました。(写真撮れず)雌はのんびりした性格なのか悠々と歩いていますが、私を見て大あわてです。藪の中から雄が「ケッケー」と大きな声で呼びますと、一目散にそちらへ走っていきました。
この後、夫婦間で一悶着あったかどうか。(笑  皆さんはどう思いますか、、、?

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いぢめる?

05012901野生のホンドリスの珍しい正面顔です。「ぼのぼの」に出てくるシマリスくんを連想しませんか?
人なつこいエゾリスなどに比べて、ホンドリスの正面顔はなかなか撮影できません。動きが素早く、一箇所に数秒以上止まっていないのでファインダーで追うのが難しいのです。顔を見ていると何となくとぼけていて、とてもそんなに素早いようには見えないですけどね。

実はこの写真、しばらく前に撮影してあったのですが、暗いので画質が悪く掲載をためらっていました。今日「アンラッキーもラッキー:ALL LUCKY」にリスの話題があったので、お付き合いアップです。

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野生の王国かも

041217今朝、我が家の近くの路上に鳥の羽が散乱していました。
どうやらキツネに襲われたようです。襲われたのは多分、この辺に比較的多いキジバトでしょう。
昨夜は雨が降っていたのですが、羽が濡れていない所を見ると早朝の出来事だったようです。エサを探していたのでしょうが、もう少し日が高くなるまで我慢すれば襲われずに済んだと思います。逆にキツネにしてみれば早朝から大変なごちそうにありついた訳で、意気揚々と巣穴へ引き上げていったに違いありません。

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樹上の忍者・コゲラ

041208コゲラが木の枝に逆さまにとまっています。
コゲラは日本のキツツキの仲間では一番小さく、スズメと同じくらいの大きさです。キツツキの仲間ですから木をつついて虫を食べますが、体の小ささを利用してシジュウカラなどの群れに紛れ込んで生活していることもあります。
なかなか写真を撮るのが難しい鳥です。左の写真はピクセル等倍まで拡大していますので画質が悪くて申し訳ありません。

参考サイト→Yachoo! オンライン野鳥図鑑 コゲラ

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シジュウカラの思索

041204シジュウカラがじっと空を見上げています。
何か猛禽類でも飛んでいるのかと思って私も見上げてみましたが何も見えませんでした。空を見上げ何か考え事をしていたのかも知れません。
シジュウカラというのは大変頭の良い鳥で、割と人を恐れず近寄って来ます。ただ、人間の方が動いて近付く事はあまり好きではないようで、一定の距離に近付くとパッと飛び立ってしまいます。

愛鳥家が掛けた巣箱も利用するし、家庭の郵便受けや雨戸の戸袋などに営巣する事もあります。ネクタイを締めたような模様や仕草が愛らしいので、この鳥を好きな人は多いですね。
参考サイト→「Yachoo! オンライン野鳥図鑑 シジュウカラ

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ホオジロ 林へ帰る

041124手の上でおとなしくしているのは彼女の本意ではありません。
たまにっ記: 鳥がぶつかる窓で紹介されているとおり、窓ガラスにぶつかって墜落したのです。私が拾い上げた時は目も半開きで、くちばしは痙攣したようにぴくぴくしていました。脳しんとうを起こしていたのでしょう。出血や骨折は無いようです。しばらく手のひらで暖め息子の手に移すと、意識も戻ったようで何とか立ち上がりましたが、まだ目は虚ろで口を開いて荒い息をしています。
彼女と書きましたが、この鳥はホオジロのメスです。林の点在する草原に住み、家の庭にもやってきます。

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ヒヨドリ世にはばかる

041120葉をすっかり落とした木の枝にヒヨドリがとまっています。
バックは南アルプスです。快晴で空の色も良く、空気も澄んで遠くまできれいに見えます。これからの季節はバードウォッチングに最適の季節です。

なぜ最適かと言うと木の葉がないからです。遠くまで良く見通せるし、野鳥の姿を発見しやすいので「にわかバードウォッチャー」でもこのくらいの写真は撮影できますよ。(^_^ );

ヒヨドリというのはあまり可愛げのない鳥で、バッドウォッチャーに人気はありません。
夏は昆虫食なんですが、それ以外の季節は果実食で果樹をつつくので農家の人にも不人気ですね。また、自分は果物しか食べないのに、餌台のヒマワリの種を食べに来るシジュウカラなどの小鳥を追い払ってしまうし、桜の花などを食べてしまうので、一般家庭でも人気はあまり無いです。

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