小淵沢から中央線下り列車で一駅。長野県最初の駅が信濃境(しなのさかい)です。
古い地方ローカル線の雰囲気を持った、何ともいい感じの駅舎です。
それもそのはず、昭和3年(1928年)の開業以来、多少の補修や改修はあったにせよ、ずっと同じ木造の駅舎を利用しているんです。
1997年、TBSのドラマ「青い鳥」で、主人公の駅員が働く「清澄駅」として撮影に使われ、その後しばらくの間は多くのファンが訪れた駅でもあります。
駅前は舗装された広場になっています。
駅舎そのものは、同じ中央線の山梨県側にある日野春駅に似た感じですが、駅前が広くて、とてもゆったりした感じがします。
利用者はあまり多くはないのでしょうね。(2006年度は1日平均168人)
駅前にはタクシーも停まっていませんし、大きな駐車場もありません。
駅前広場の端に、大きな石碑が建っています。
「新駅記念碑」という事ですから、昭和3年の開業時に建てられたものでしょう。
少しだけ駐車スペースとして白線が引いてありますが、駐車している車は一台もありませんでした。
駐車スペースを沢山作る必要がないから、駅前が広くゆったりしているのですね。
駅舎の前から正面を見るとこんな感じです。
多少は観光客を意識した感じの食堂と喫茶店を兼ねた店と、左側にはタクシー会社のカンバンが見えますが、タクシーは見える範囲には停まっていません。
他に、あまり観光的では無さそうな店が数軒、坂道に並んでいます。
真っ直ぐ坂を下ると国道20号へ出るはずです。
正面には、いつもと角度が違う甲斐駒の姿が見えます。
いかにも日本の田舎町らしい、懐かしい雰囲気の駅前です。
そして、改めて全部の写真を見てください。
何か気付きませんか?・・・
・・・そう。ゴミが一つも落ちていないんですよ。
吸い殻一本、空き缶一つ無い。これは素晴らしいことだと思います。
先日、鉄道模型の駅舎をご紹介しましたが、この信濃境駅を模型化したら良い味の駅が出来そうですね。(笑
そうそう、ここですね。
青い鳥で見ました。
へ〜、ここだったんですね。
どこにでもあったような駅舎だけれど、
今は逆にあまり無いという事ですね。
ゴミが落ちてないのは素晴らしいです。
人が少ないってのもあるんでしょうけれど、
ここの方が、文化レベルが高いって事かな。
この駅、日野春駅と同様に好きです。
富士見方面に出かけた時は、用もないのに寄っちゃったりします(^^;
何だか落ち着くんですよねぇ。。。
exifさん、いらっしゃい。
青い鳥、見てましたか・・私は一度も見たことがなかったんです。
もう10年も前ですが、お客さんに、この駅のことを聞いて知ったようなわけです。
駅前はホントにきれいになっていました。
周辺のみんなが顔見知りだから、という事もあるのでしょうね。
地域で大事にしている感じがしました。
風花さん、いらっしゃい。
いやぁ、今日は忙しくて・・朝から全くパソコンを立ち上げる暇もなくて。(笑
ホントにいい感じの駅ですよね。
用もないのに待合室のベンチに座っていたいような気がします。