C56 144

100118011938(昭和13)年に製造されてから、1973(昭和48)年に廃車となるまで、小海線で35年間、走行距離1,624,047kmを走り続けた機関車です。
現在は、小諸駅から程近い、小諸城趾懐古園の駐車場に保存されています。

この144号機は、私も何度か撮影しています。
現役時代の写真はこちら→「佐久海ノ口駅付近を走る上り貨物列車
10011802保存されている144号の特徴で、よく目立つのが赤いナンバープレートです。
ちょっとしたお洒落と言うか、SLのナンバープレートには赤いものが時々あります。
昔、機関区によっては、特に調子の良いカマに赤ナンバーを付ける事になっていた所もあるのです。
10011803小海線の機関車が所属していた中込機関区では、特にその様な事はなかったようですし、私が見た現役時代の144号も、普通の黒いナンバープレートでした。
現在赤ナンバーになっているのは、ここに保存されてからの化粧直しで赤になったのだと思います。
10011804スノーブロウもしっかり取り付けられており、時々塗装などの手入れもされているようです。
残念なことに、ヘッドライトが付いていないことと、運転室横の製造銘板が紛失していました。
年月を経て傷むのは、ある程度やむを得ませんが、盗難は無いようにして欲しいものです。
周りに植えられている木が、少し近すぎて機関車全体の写真を撮ろうとすると邪魔になってしまいます。
もう少しスペースに余裕を持たせてくれるとありがたいですね。

“C56 144” への2件の返信

  1. 1枚目の写真を見て、
    木が邪魔って思って読み進めていたら
    やはりそう書かれていましたね。
    展示する場所って大事ですよね。
    実際に行ったわけではないのでわかりませんが、
    清里駅前のは良いですよね。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    そうなんです。
    今は冬だから、松とヒノキ以外は葉が落ちているので、かなり見通しが良いですが、
    葉のある時期だと、殆ど機関車は見えないでしょうね。
    清里駅の場合は手前が広く空いているから良く見えます。
    欲を言えば、反対側がホームなんですが、ホームとの間をもう少し空けて、グルッと
    廻って見られるようになっていれば最高です。

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