中央線穴山駅

10101801今まで駅前の桜の写真くらいしか載せていなかったので、今回は駅の紹介です。
小淵沢から甲府方面に向かうと、長坂―日野春―穴山という順になります。
昔はスイッチバック式の駅でした。



現在は、25パーミルの急勾配上にホームがあるだけの無人駅です。
ホームは島式1面2線で、甲府寄りの一部が舗装されていない、このあたりでは珍しいものです。
10101802スイッチバックが廃止されてからも、しばらくの間は、1913(大正2)年、開業当時の木造駅舎がありました。
そのまま保存されることを期待していたのですが、現在のものに建て替えられてしまいました。
現在の駅舎は、ただ通り抜けるだけのような建物で、奥の跨線橋でホームへと通じています。
跨線橋には屋根がありませんので、雨の時は大変ですが、写真を撮るには好都合です。
10101803その跨線橋から、甲府方面を見たところです。
ホームの白線があるところまでは舗装ですが、そこから向こうは砂利敷きになっています。
昔は砂利敷きホームってのも結構あったんですがね。(笑
10101804跨線橋の一番奥まで行くと、ホームの端が自然に土手につながっているのが分かります。
そして、その向こうにはトンネルが見えます。
左が、単線未電化時代から使われている穴山隧道、右が複線化の時に作られた新穴山隧道です。
10101805トンネルを抜けてきた、下り普通電車が穴山のホームに入ります。
この写真はトンネルの上から、ズームアップして撮ったものです。
穴山駅15 : 05発の439M、甲府始発の長野行きです。
向こう側の線路に緑色のものが見えますが、保線車両用の乗り上げポイントの装置です。
位置的には、昔のスイッチバックと同じ位置にあります。