この前、富士見(長野県富士見町)の西友で駅弁大会があり、久しぶりに行ってきました。
こちらは「阪神タイガース勝めし」です。経営乗っ取りだかで世間をにぎわしていますけど。
ピラフのようなご飯の上にビーフカツと添え物の野菜が載っていて、袋に入ったデミソースを自分でかけて食べます。陶器製の野球ボール型の容器で、持ち帰りの場合は電子レンジで温められるのが良いです。
ネコ電?
JR東日本が世界最速の営業速度360キロを目指して開発した新幹線の試験車両「ファステック」です。
緊急制動時に車体から半円形の板を出して、空気抵抗で減速するとの事です。
世界の最高水準の技術で開発されているのでしょうけれど、なんか「ネコバス」みたいで可愛いですね。
「ネコ電」の愛称で親しまれることになるかも・・?
とは言え、緊急制動時にしか耳が出ないとすると、普段はドラエモンかな。
蒸気機関車
1・御殿場線
鮑の炊き込みめし
中央線小淵沢駅の駅弁です。
お馴染みの丸政の商品ですが、山梨名物の鮑の煮貝(あわびのにがい)を使った炊き込みご飯のお弁当です。鮑は結構な高級品ですから鮑を使った駅弁自体少ないですが、山国の山梨で海産物である鮑が名物になっているのは面白いでしょう。
昔、あわびを駿河から甲州へ運ぶため、醤油に浸けて樽詰めし、馬で運んだという事です。だいたい1日か2日かかったのでしょうか。甲府に着く頃にはほどよい味の「煮貝」が出来上がっていたという事です。
海の無い山梨ならではの海産物で、300年の歴史をもつと言われています。鮑の煮貝は結構なお値段なので、山梨に住む人も日常の食品ではありません。お客様が来た時やお使いもの等、ハレの時の食材ですね。
小淵沢駅100周年記念駅弁
鉄道の旅の楽しみは駅弁という方は今でも多いと思います。
明治37年(1904年)12月に開業した中央線小淵沢駅は今年100周年を迎え、駅弁でお馴染みの株式会社丸政から「小淵沢駅開業百周年記念弁当」として「鳥釜めし」が12月までの期間限定で発売されています。
内容は、だしが効いた茶飯の上に鶏肉、野沢菜の炒め物、わらびの煮物、栗、椎茸、竹の子の煮物、山ゴボウが載せられています。椎茸の黒い傘に金箔の「祝」の文字が鮮やかです。金箔などと言うと奇をてらったように感じるかも知れませんが、そんな事はなく如何にも山里の駅弁にふさわしく素朴で親しみの持てる味でした。一般に駅弁の鶏肉はフニャフニャした物が多いですが、この弁当の鶏はしっかりした肉質で味も良いです。焼き物のお釜に入って値段は1,000円(消費税込み)です。
クイズ・その2の正解発表
23日の「クイズ・その2」の正解は「スイッチバックの線路があったから」です。
スイッチバックには大きく分けて2種類あります。説明図をご覧ください。
長坂の場合は停車さえしなければスイッチバックの必要は無かったので、下段のJR式(仮称)のスイッチバックです。
次に線路配置図を見てください。
スイッチバックに入る列車は A から B へ入って一旦停車します。バックで C へ向かい停車する所が昔の長坂駅です。今の駅前広場あたりがホームで、改善センターや役場があるあたりは貨物の積み卸しなどをしていた場所だと思います。当然ですが、線路はどちらも水平になっています。
一方、長坂から小淵沢へ向かう線路は上り勾配なので、鳥久保踏切のある D 地点では大分高くなっています。また、複線化され小淵沢から来る線路はかなりの下り勾配ですが、いきなり E 地点で B の高さまで下げてしまう訳にはいきません。また、線路の工事中もスイッチバックを使う列車はありますから、そのために引き込み線を避ける必要があり上り下りの線路の間隔が広く空いた訳です。
その後、低かった B 地点は埋め戻されて今のようになりました。