クイズ・その2の正解発表

04082623日の「クイズ・その2」の正解は「スイッチバックの線路があったから」です。

スイッチバックには大きく分けて2種類あります。説明図をご覧ください。
長坂の場合は停車さえしなければスイッチバックの必要は無かったので、下段のJR式(仮称)のスイッチバックです。

次に線路配置図を見てください。
スイッチバックに入る列車は A から B へ入って一旦停車します。バックで C へ向かい停車する所が昔の長坂駅です。今の駅前広場あたりがホームで、改善センターや役場があるあたりは貨物の積み卸しなどをしていた場所だと思います。当然ですが、線路はどちらも水平になっています。
一方、長坂から小淵沢へ向かう線路は上り勾配なので、鳥久保踏切のある D 地点では大分高くなっています。また、複線化され小淵沢から来る線路はかなりの下り勾配ですが、いきなり E 地点で B の高さまで下げてしまう訳にはいきません。また、線路の工事中もスイッチバックを使う列車はありますから、そのために引き込み線を避ける必要があり上り下りの線路の間隔が広く空いた訳です。
その後、低かった B 地点は埋め戻されて今のようになりました。

0408263正解ははなみずきさん。一気に上れないという理由は間違いでしたが、一番ストレートにスイッチバックを理由として回答されました。賞品は小海線の写真入り絵はがきセット(郵便局発行の官製ハガキです。)を差し上げます。
他の方はスイッチバックを考えては居ても答えとしては違っているので、惜しかったですね。

こちらが賞品のハガキセットです。
はなみずきさんが偶然八ヶ岳へおいでだったので、さっそく差し上げました。

“クイズ・その2の正解発表” への3件の返信

  1. なーるほど。そういうことだったんですね。
    八ヶ岳にはいつも中央線の普通列車で通っているのですが、
    問題の地点で線路が離れていることにも気づきませんでした。
    今度よーく見てみます。

  2. スイッチバックって登山鉄道式しか知らなかった。
    勉強になりました。
    こういうスイッチバックもあるのね。
    みんなすごいなあ。

  3. ヤッパ そうだったんですね。同じ答えじゃ面白くないからね。
    私も、この方式のスイッチバックは知りませんでした。図を見て良くわかりました。

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