八ヶ岳の紅葉

041013観音平の紅葉です。
ここのメインは白樺などの黄色くなる木です。赤くなる木はあまり多くありませんが、いかにも山の秋らしい静かな風景が見られます。

観音平は小淵沢から八ヶ岳の編笠山へ登る途中、標高1,500m付近にあります。古くは戦国時代、信州から甲州へ戦況や敵の動きを知らせるための狼煙台(のろしだい)の一つがありました。今でも大きな岩が残っています。

編笠山は標高2,524mで、比較的登りやすい山です。観音平までは舗装道路なので車で上がる事も出来ます。ただし急坂ですから路面凍結のある時期は行かない方が無難でしょう。積雪期は通行止めになります。


0410132午後の光が射し込む白樺林です。
紅葉をはじめ、秋の風景には午後の光が似合うんです。逆に、春の風景には朝から午前中の光が雰囲気を高めてくれます。まあ、全てに当てはまる訳ではありませんけれど。

今月初めには標高2,000m付近が見頃だった紅葉ですが、現在は1,500mくらいまで下りてきています。今月下旬には我が家のある1,000mあたりまで来る事でしょう。山の紅葉は上の方から順々に色付いて来るので、その変化を楽しむのも良いものです。