天に還るオオムラサキ

05081001我が家の駐車場の隅にオオムラサキが居ました。
1年しかない命の最後を迎えようとしている雄のオオムラサキです。他の雄やスズメバチと争い、時には小鳥にさえ立ち向かう勇者の羽は既にボロボロです。
濃い青紫色だった羽の色は何となく色あせたように見えますが、彼が翔けた空の色に染まってきたのかも知れません。彼は自分の子孫である卵を見ることなく天に還っていきます。

“天に還るオオムラサキ” への5件の返信

  1. いつかは皆天に還る、とはいえ、
    オオムラサキの最後を見とどける、くまぱぱさんは
    ファーブルのようですね。1年の命を一生懸命燃やして
    蝶の一生はきっと、毎日が戦いだったんですね。
    うん、私もがんばろっと。ありがとう、と蝶も言ってる
    ことでしょう。ありがとう、くまぱぱさん。

  2. ASさん、いらっしゃい。
    オオムラサキは美しい姿だけでなく、テリトリーを侵すものは例えそれが
    鳥であっても追い払おうと立ち向かっていく強さも持っています。
    蝶と言うと「か弱いもの」という先入観がありますけれど、、。

  3. やはり自然が豊かだと見ることが出来るんですね。
    私は本物を一度も見たことがありません。
    ちょこっと行っても運が良くないと見ることは出来ないんでしょうけれど。
    なぜ国蝶に選ばれたんでしょうかね?

  4. exifさん、いらっしゃい。
    飛翔力が強いので我が家の辺りまで飛んできますけど、我が家の辺りは標高が高すぎて、
    オオムラサキの繁殖や越冬には適さないのです。
    標高600m付近、丁度オオムラサキセンターのある辺りは、幼虫の餌になる榎(えのき)も
    多いし、成虫が樹液を吸う椚(くぬぎ)も多いです。
    国蝶に選ばれたのは美しさもありますが、全国的に広く棲息しているのがポイントでしょう。

  5. オオムラサキ

    羽の美しい雄のオオムラサキです。我が家の日除けのすだれで羽を休めています。三分一湧水にでも涼みに来たのでしょうか?(笑

コメントは受け付けていません。