「キュビズム展 美の革命 3」の続き。館内に展示されていた大型パネルだ。
キュビズムと言うと一般的にピカソを思い浮かべる人が多いと思うが、決してそんなことはなく、多くの作家が居る。
「バル・ビュリエ」は、前回紹介したロベール・ドローネーの妻ソニア・ドローネーの作品。一見抽象的な色面構成に見えるが、見ているとたくさんの人物が浮かび上がってくる。
ジャック・ヴィヨンの「行進する兵士たち」 この作品も言われなければわかりにくいが、言われればそうとしか見えなくなる
フランティシェク・クブカの「色面の構成」 タイトルは全く抽象的だが、ドレスを着た細身の女性の姿は誰でも見えるだろう。
フランシス・ピカビアの「赤い木」 敢えて言えば「シャア専用ザク」だと思う。(笑
今回紹介した作品は、あまりキュビズムらしくないと見えるかもしれない。とは言え、私は結構この辺の作品が好きだ。
次回に続く