天に桜・地に桜草

06050501満開を迎えた我が家の山桜です。
今日は風もないのですが、時折ちらりほらりと花びらが舞ってきます。桜吹雪というようなものではなく、1枚2枚の花びらが音もなく落ちてくるのもまた良いものです。
八ヶ岳では連休の喧噪もほぼ終わりに近付きつつあります。

今年は天候に恵まれた連休でしたね。
06050502満開の山桜が散り始める頃、地面の近くでもう一つの桜の花「桜草」(サクラソウ)が咲き始めます。
昨年「花は野にあるように」の記事でご紹介した我が家のサクラソウが今年も花を付けてくれました。
桜という名前は付いていますが、サクラソウ科ですから、バラ科サクラ属である木のサクラとは全く縁はありません。5枚の花びら先端の中央が窪んでいて、何となくサクラの花のように見えるから桜草と名付けられたのでしょう。
地域により色々な変種がありますが絶滅危惧種も多く、昔はどこにでもあったのに最近では見られなくなってしまった地域もあります。
連休中のお客様で、この桜草に気付いた方は多分いなかったのではないかと思います。人に知られずひっそり咲いていられる方が、この花にとっては良いことなのかも知れません。

“天に桜・地に桜草” への6件の返信

  1. じ〜〜〜〜〜ん・・・・・
    地に桜草・・・可愛いですね。
    なんだかリンドウといい、小さな
    花はふと、足が止まります。
    素敵な言葉ですね。

  2. ASさん、いらっしゃい。
    この桜草は増えもしない代わり絶えてしまうこともなく、ずっとこの場所で毎年変わらず咲いてくれる
    律儀な花です。
    これが無くなったら寂しいでしょうねぇ。

  3. 園芸品種でない、普通に野山に咲いている草花は
    とても素朴で美しですね。

  4. exifさん、いらっしゃい。
    確かに自然のままの草花は素朴だけど、豪華な園芸品種に無い美しさがあるようです。
    生命そのものの美しさと言えるかも知れませんね。

  5. こんばんは。
    実家の方の桜は散り始めで、まさに「桜吹雪」でした。
    少し山の方へ行くと満開の所もありました。
    ただ、車で高峰高原(浅間山)へ向かったのですが、こちらは本当に咲き初めでした。
    まだ冬景色で寂しいので、途中で引き返してしまいました。(爆)

  6. くまごろーさん、いらっしゃい。
    ちょっと北へ行ったり標高の高いところへ行ったりすると全く違うんですよね。
    その違いもまた楽しみの内ですね。

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