ジャーマンアイリス

06060501アヤメ続きで、今日はジャーマンアイリスを。
日本語名は「ドイツアヤメ」ですが、原産地は地中海沿岸の乾燥地帯と言うことで、ドイツとは関係ないようです。その地中海産の原種が「イリス・ゲルマニカ」という名前で、既に「ゲルマンの」という意味を持っています。

最初に発見したか研究した人がゲルマン人だったのかもしれません。また「大きくて無骨だから」という人もいますが、何となく分かるような気もします。
06060502一番上の黄色一色の花はちょっとラテンっぽいイメージですね。
若き日のクラウディア・カルディナーレ、と言っても分かる人は居ないかな?(笑

2枚目の白は、純白ならウエディングドレスですが、濃い黄色が入っているので「リオのカーニバルの衣装」のような感じもします。
どうもなかなかドイツのイメージになりませんね。
06060503こちらは白に薄紫のぼかしが入った花です。
これは気品がありますね。帝政時代のオーストリア貴族の奥方の衣装とでも言えばよいでしょうか。
かなり無理矢理な気もしますが、やっと少しドイツに近付いてきました。(笑
06060504上の花びらが白で、下が濃い紫です。
白いブラウスに濃い紫のスカート。これは「アルプスの少女ハイジ」に出てきたロッテンマイヤーさんを若くしたようなイメージでしょう。(なんのこっちゃ)
ようやく何とかドイツに来ましたね。(笑
06060505安心したのもつかの間。これはまた何とも不思議な色の花です。
きれいと言うよりは古くさいと言うか、、。

ハリーポッターの映画「炎のゴブレット」は見ましたか?
あの中で、ロン・ウィーズリーが舞踏会で着るはめになった骨董品的ドレスローブが正にこんなイメージでした。(笑
この辺はジャーマンアイリスを植えている家が割と多いんです。
高原の乾燥した気候が生育に適していてどんどん増えたからではないかと思います。

参考サイト→「ドイツアヤメ(独逸菖蒲)」「ジャーマンアイリス

“ジャーマンアイリス” への8件の返信

  1. このアイリスはくまぱぱさんのお庭に生えているのでしょうか?
    こんなに色々な種類が咲いていれば楽しいでしょうね。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    庭というか、駐車場の隅の野原のような所です。(笑
    背が高いから、周りに多少草が生えても平気で、元気に育ちます。
    我が家の場合、手間いらずなのが一番助かります。

  3. くまぱぱさん、こんにちは。
    先日はお忙しい所、ご丁寧に教えてくださり、ありがとうございました。
    この「あやめに似た色んな色の花」
    謎だったんです。
    「ジャーマンアイリス」と言うのですね。
    どれも最近よく見かける色の花です。

  4. どれも立派で綺麗ですねー♪
    これが手間要らずで・・・・
    なんてうらやましい!
    きっと、高原の清浄な空気と水も、この花たちの肥料ですね。

  5. 風花さん、いらっしゃい。
    どういたしまして。
    ジャーマンアイリスはかなり園芸的に品種改良されているので、花色が大変豊富です。
    上のリンクサイトにも沢山の写真がでていますよ。

  6. chaoさん、いらっしゃい。
    一つ一つの花も結構大きいのですが、これが集まって花壇になっているとまた迫力です。
    沢山植えた場合は肥料もそれなりに必要みたいです。
    我が家では花壇ではなく、所々に数株ずつある程度なのでホントにほったらかしなんですが。

  7. ロッテンマイヤーさん、うまいな〜〜
    流石、あの濃いスカートの色は、これですね!!
    それに「ハリーポッター」も観ましたから・・・・
    あははは!!!ロン、全くその通り
    でした♪
    なんてお上手な喩えでしょうか。
    参りました!!!

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