下り特急しなの 松本駅入線


松本駅の塩尻側。
出ていった中央西線の上り普通列車とすれ違いに、下り特急しなのが入ってくる。


松本駅端部はポイントが複雑に連続している。如何に振り子式の383系でも、ここはスピードを落として慎重に通過する。


JR東日本の振り子式電車E351系は1993年に登場し、このJR東海383系は1994年の登場だ。
E351は2018年に全廃となりE353系に後を譲ったが、そのときに車体傾斜装置が振り子式から自動制御空気ばね式に変更となり、走行速度は変わらずに乗り心地が格段に良くなったと乗客の評判が良い。
それより4年が過ぎた今でもこの383系は現役で、中央西線の急カーブを振り子式で走り続けている。
独特の癖のある揺れ方で、乗り心地が良いとは言えず、乗り物酔いをする人もいるようだ。

JR東海も実現性が低く採算も危ぶまれるリニア新幹線に無駄な経費をかけるのをやめて、在来線の乗客に応える努力をするべきだと思う。