CAPPUCCINO BOOK


昨年の大晦日から始めた「1日1枚絵を描く」5冊目のスケッチブック。
サイズはA5(148×210mm)。用紙はカプチーノコーヒー色120g。40枚綴り。普通のスケブはリング綴じだが、これは本綴じ製本。A5で1,980円と少々高い。日本ではオリオンから発売されている。


用紙の色を考慮して、とりあえずはペンによる線画を基本に描いていこうと思う。表面は細目の画用紙という感じでサラッとしている。ペンの引っ掛かりもなく滑りすぎることもなくちょうど良い。少しトーンを付けたり色を付けたりも気が向けばアリだ。紙厚が120gなので完全な水彩は描かないつもり。


最初の1枚に使った画材はこれ。PILOTの「kaküno」という万年筆。万年筆初心者向け税込み1,100円という普及品だが、絵の場合は文字と違う描き方でペン先を酷使するので、高い万年筆は使わないほうが無難だ。流石PILOTと言うべきか、今のところ問題のないスムースな描き味だ。

スケブのメーカーはハーネミューレ(Hahnemühle FineArt,Inc.)で、ドイツのダッセルで1584年に設立された製紙会社。伝統的な絵画や印刷用の画用紙、産業・研究用ろ紙などを生産している。絵画用紙に特殊コーティングを施したインクジェット用紙を開発し、デジタルアートの紙媒体への可能性を広げたと言われている。