シュルレアリスム展

07060501「謎をめぐる不思議な旅」と題し、山梨県立美術館で開催中です。
20世紀最大の芸術運動と言われるシュルレアリスム(超現実主義)を、29人の作家の130点以上の作品を通して分かりやすく紹介しています。
かなり見応えがありますよ。

会期/2007年6月2日(土)〜7月8日(日) 開館時間/9時30分〜17時
休館日/月曜日 観覧料/1,000円 大学・高校生500円 中・小学生260円
07060502上の看板も左の壁面パネルも、お馴染みのルネ・マグリットの作品が使われています。
下のチラシもそうですね。
展示の方は絵画だけでなく、立体作品や写真まで多岐にわたっています。
作家もマグリット、ダリ、キリコ、ポール・デルヴォー、マックス・エルンスト、ジャコメッティ、クレー、ミロ、ピカソ等が何とも言えない個性の競演を見せてくれます。
07060503シュルレアリスムの作品の表面的な奇抜さや雰囲気ではなく、詳細で平易な解説と比較などにより、シュルレアリスムに馴染みの無い人でも楽しめる分かりやすい展示になっています。
山梨県立美術館らしいオーソドックスで真面目な展示が効果的で、好感の持てる企画展です。

私が行ったのは平日で空いていたので、ゆっくり見ることが出来ました。
最低1時間以上はかけるつもりで行く方が良いでしょう。
前期(6月17日まで)と後期(6月19日から)は展示の入れ替えが一部あるそうです。
お薦めですよ。時間がある方は是非行ってみてください。

“シュルレアリスム展” への2件の返信

  1. なかなか良さそうですね。
    わかりやすくシュルレアリスムを解説してあると
    これから作品を見るときに理解を深める事が出来る。
    最近オーソドックスな(シュルレアリスムをオーソドックスと言うのか?)
    絵画の展覧会に行っていないので、たまには良いかな。
    山梨までは行けそうにないけれど。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    私はシュルレアリスムも好きなので、展示方法ももう少しそれっぽい(シュールな?)展示でも
    受け入れOKなんですが・・(笑
    山梨でこれだけの展示を観る機会はそう無いと思います。
    この特別展は県内のシュルレアリスムに馴染みのない人にこそ行って欲しいです。

コメントは受け付けていません。