「ショータイム」
・制作/1978年頃 ・サイズ/150×150mm
・画材/製図ペン(ロットリング) カラートーン(パントン) ケントボード
・分類/POPアート系
この作品は以前、アルファブログで紹介したことがあります。
額縁に入っているので、何かの展示に使ったとは思いますが覚えていないんです。
こうやって、あらためて見てみると「色」そのものを意識した作品ですね。
こういうのは、それこそコンピューターの得意とするところで、カラーバリエーションが簡単に作れます。
そんなわけで、早速色相変更してみたのですが・・
POPアートではよく使われた表現ですが、それなりに面白いですね。
今までの記事→「古いポートフォリオから・13」
まさにPOPアートですね。
アンディウォーホルみたい。
補色の関係の色使いで目を引きますね。
パントーン・・・ちょっと前のケータイで一躍日本で目立ちましたね。
それまではDICやパントーンって、デザインや印刷など、色彩を扱う職業でないと使わないですからね。
日本ではDICですが、外国ではやはりパントーンですからね。
色っていえば、塗装、ペンキ業界ではデザイン、印刷とは違った企業が出てきますね。
アサヒペン、関ペ、武蔵塗料・・・
色を扱う企業同士で、近似色をデータベース化してくれて、公表してくれるとうれしいんですけどね。
さんちゃん、いらっしゃい。
意外と、それなりに見られますよね。(笑
パントン(昔は伸ばさなかったんです・笑)は、当時は世界的にも初めてという
画期的なカラーマッチングシステムでした。
その頃の印刷屋さんは保守的なところが多くて、パントンで色指定すると、
「こんな色は出せない」とか、言われちゃってね・・今では考えられんけど。
「全く同じ色とは言わないから、何とかやってみて」と言うと、渋々やってくれて
「こんなところですが」って持ってくる・・
見ると結構シビアに合わせてきてるんですよ。
「なんだぁ〜バッチリじゃん!」「やだなぁ・ちゃんと出来るのに」と言うと、
すごく嬉しそうでした。(笑