先ずは6月7日付の山梨日日新聞を・・→新聞記事(JPEG画像148KB)
山梨県は、県立フラワーセンターに指定管理者制を導入し管理を民間委託しています。
民間企業の努力で、ようやく黒字を計上したところ・・昨年度6回実施され好評だったコスプレ大会を、たった1本の苦情電話で中止させました。
私は、ハイジの村のコスプレ大会に一度も行ったことはないです。まあ、趣味じゃないですから。しかしこれは趣味の問題ではありません。
「子供から高齢者まで楽しむべき施設で若者だけが大勢集まるイベントは相応しくない」という苦情だったそうですが、既にこの苦情自体が変じゃないですか。
「子供から高齢者まで楽しむべき施設」というのは良いけれど、そこで若者だけが集まるイベントをやってはいけないというのは筋が通りません。
それが通るなら、高齢者だけが集まるイベントも子供だけが集まるイベントも出来ないことになります。
若者というのは子供から高齢者までの中に入らないのでしょうかね。(笑
県農政部の「施設目的に照らし相応しくない」というのもおかしい。
その目的というのは「県民が花や自然に親しむ施設」という事なのでしょうが、それでは来場者の減少を食い止めることが出来ずに、民間委託した訳です。
つまり、その施設目的ではやっていけなかった、県の管理では黒字にする能力がなかったという実績があるわけです。
それを民間の努力でようやく黒字に転じたのです。
自分たちが出来なかったことを、民間の力で「助けてもらっている」んじゃないのか!
こうも簡単に民間の努力を水泡に帰すような介入を行政がするというのは、民意を尊重しない山梨県の役人のレベルの低さと言うしかないでしょう。
お役人は何を警戒しているんです?
秋葉原状態をですか・・確かに秋葉原はオタクの聖地などと言われて、コスプレをしている人も多いし、メイド喫茶など一歩間違えればフーゾク?みたいのもありますが・・ハイジの村でメイド喫茶やってる訳じゃないし、胸や尻を出して歩いてる訳でもないでしょう。
問題のある人がいれば、そういう人を排除すれば良いじゃないですか。
イベントそのものを中止というのは乱暴すぎます。
フラワーセンターが「ハイジの村」として再出発し、花を中心とした「テーマパーク」になっているんです。
そういうところへ来る人たち(入場者)が求めるのは「非日常」です。そしてその「非日常」のお陰で入場者が増えたんじゃないですか。
その中で、年に何回か「コスプレ大会」があったっていいじゃないですか。
「非日常」という意味では、県下最大の祭「信玄公祭」だって、郷土の英雄である信玄公と武田二十四将に扮して出陣式から甲府市内パレードから・・規模の大きいコスプレに他ならないじゃありませんか。
郷土の英雄に扮するのがOKで、アニメキャラはダメなんですかね・・そんなこと言ったら子供向けのアンパンマンだってドラエモンだってダメって事になるでしょうに。
若者が多く集まるという事をあまりにも特別視しすぎています・・これは、はっきり言って「差別」ですよ。
全国的に少子高齢化社会、人口減社会になってきて、特に山梨なんて若者がどんどん県外に出て行ってしまっているじゃないですか。
既に若者にとって魅力がない県になっているんですよ。
私も既に50才を過ぎていますから、高齢者の福祉も大事だし、少子化対策も重要なのは理解しています。
だけど、今の高齢者を支えているのは労働年令にある20代〜50代の人たちです。
そして未来を担う子供たちを育てるのは、今10代後半〜30代の人たちです。
「子供から高齢者まで楽しむべき施設で若者だけが大勢集まるイベントは相応しくない」なんて意見が出ること自体が異常だし、そんな異常な意見が一人から入っただけで、県のお役人の鶴の一声で、イベントそのものを無くしてしまう。
それじゃあ「若者は山梨から出ていけ」と言っているようなものです。
それが分からないようでは・・山梨県・・末路は見えています。
やつねっと仲間のPさんもブログに書いています。→「八ヶ岳三日坊主 blog版」
その一本の電話ってのが誰か気になるなあ。
一般人(ってのもやな言葉だが)なのかなあ、あやしいなあ。
てらもとさん、いらっしゃい。
仰ることは想像が付きますし、そう考えるのが妥当かも知れませんが、私は案外
一般人だったんじゃないかと思っています。
まあ、誰であったかはあまり問題じゃないでしょう。
差別とは思いませんがくまパパさんに大賛成、、山梨のお役人の認識を疑います。
所詮は田舎の役人ですな、、3年続けて信玄公祭りに行ってますがいいところもあり、下らないところもあり、、それなりに私は楽しんでいます。ハイジのコスプレ大会行ってみたかったけどもうやらないんでしようね、、とても残念です。これからも遠慮することなくあなたの所信をどうぞ、、このブログは楽しみです。
ダンさん、いらっしゃい。
信玄公祭は私も嫌いじゃないですよ。
20年も前には鎧甲で馬に乗ったこともあるし・・(笑
コスプレ大会は、もう難しいでしょうかねぇ。
私としては、出来れば復活させてやりたいんですが・・
コスプレ大会そのものには興味ないですが、
この対応は問題多いですね。
確かに少数意見を聞くというのも大事でしょう。
でも、それは全ての人の意見では無いし、
あくまでも聞くという姿勢の事。
きっとお役人が、心のどこかに
「こんなものやりやがって」という気持ちがあって、
その人の意見に便乗して止めさせたという感じがします。
depthfieldさん、いらっしゃい。
> お役人が、心のどこかに
>「こんなものやりやがって」という気持ちがあって、
> その人の意見に便乗して止めさせた
私も同じ事を考えていました。
前々から苦々しく思っていたのでしょうね。(笑
・・とは言え、それで良いという問題じゃないですからね。
味自慢・人自慢・山梨自慢
「味自慢」・・むかし、確かこんな名前の「ふりかけ」がありましたよね・・(笑
今週は自分で出したテーマですが、ひぐちさんも書いているように「嫌がられずに語れる自慢話って、そうはない」ですね。
そんな中で、あまり嫌がられないのは「味自慢」ではないでしょうか。
女房の料理の自慢にしても、料理屋の主人の腕自慢にしても、他所の料理と比較したら嫌みだけど、絶対評価として「うちのが一番美味い」と言われたって、正に「ご馳走様」って感じで聞けますよね。
もう一つは、他に誰もやっていないこと・・…
身内がこのイベントの運営にかかわっています。県から運営委託されて2年休み返上でがんばっている姿を見てきました。このイベントも少しでもハイジの村を知ってもらおうと企画したものです。おかげで東京方面でも多少知られてきたと喜んでいました。
通達は突然だったそうです。県のほうから「イベントはヤメロ」そんな感じだったそうです。彼らがそれ以前にフラワーセンターに愛情を持って接してきたならまだわかります。経営が破綻して民間に丸投げしてようやく軌道に乗り始めたら邪魔をする。県の職員は何をしたいのでしょうか?
almさん、いらっしゃい。
このイベントに関わって、がんばってハイジの村を盛り上げてきた人にとって、
県の対応は絶対に納得できるものではないですよね。
民間の努力を無にする行政・・許しちゃいかんですよ。
多くの県民が県の対応を不審に思っています。
全く・・・同感です。こんな事がまかり通ってしまうと、今後別のイベントだって「電話一本即中止」となってしまいますし、そうしないと今回の事の正当性がなくなります。県農政部はどうするんでしょうか?
この件私もブログにアップしました。TBさせて下さい。
それで良いのか?
ローカルな話題なんだけど
tosiさん、いらっしゃい。
そうなんですよ・・一度これが通ってしまったら・・後々絶対に問題が起きますよね。
今回は、潔く撤回して欲しいですね。
TBどうもです。
早速公開させていただきました。
チェンジのシナリオ
既に皆さんご存じの「ハイジの村」の件です。
山梨県立の施設ですが、所在地が北杜市なので、遠慮無くとりあげさせていただきます。
詳しくは私のブログ「くまぶろ: ハイジの村コスプレ大会中止」をご覧いただきたいと思いますが、このアルファブログでも先週の私の記事「味自慢・人自慢・山梨自慢」のコメント欄にあります。
他にも、ご自分のブログに書かれている方も何人もおりますので ハイジの村 コスプレ大会 のキーワードでググっていただければ、沢山のサイトが出てきます。
要は・・山梨県が、県立フラワー…
たった1人の年配のおばさんの一言で中止になるなんて・・
若者が集まる場所じゃないみたいな・・嫉妬に思える。
だけど、その人もこんな大騒ぎになると思ってなかったとしたらどうなんだろう・・
もう一度考え直して電話してほしいですね。
りおんさん、いらっしゃい。
苦情の電話が一本あったというのは事実だったとしても、それは中止させるための
材料に過ぎなくて、本当のところは元々コスプレ大会を止めさせたいという、県の
意向があったのでしょう。
苦情電話をした人の意思とは既に関係なく、役人の都合になっていると思います。
如何にも「県民の声に耳を傾けて」という役人のポーズが胡散臭いでしょう。