今年の葡萄はまた絶品！

度々ご紹介していますが、今年もまた届きました。
いつものぶどう園の、究極の葡萄です。
これがないと、秋が来たような気がしません。（笑

先ずはこの断面を見てください。
綺麗でしょう・・しかも甘い果汁がたっぷり・・（笑
今年は品種をご紹介しましょう。

ピッテロビアンコ（別名・レディースフィンガー）は、尖った形で、香りは無く淡泊な味。イタリアまたは北アフリカ原産。
ハニーシードレスは、黒い葡萄の親から生まれた欧米雑種の青葡萄。トロッと軟らかくハチミツのような甘さです。
瀬戸ジャイアントは、面白い形の大きな粒が特長の、糖度が高い青葡萄で種なしです。日本産。
左の黒葡萄はアジロンダック。昭和20年代の勝沼の農家の庭先に必ず植えられていたといわれる葡萄だそうです。
大変香り高い葡萄で、何となく懐かしいような味がします。
大きな黒い粒は、種なしピオーネ。巨峰にマスカット・オブ・アレキサンドリアを交配して日本で作られました。この粒、500円硬貨より大きいんですよ。
バラディは、楕円形の大粒の青葡萄で、中東レバノンの原産。
皮ごとパキッと食べる独特の食感が人気で、最近は店頭で見かけることも多くなりました。
一番上の写真は、種なしピオーネとバラディです。
こんな感じに半割にしたものをサラダに添えたりしています。もちろんこの葡萄がある間だけですが・・

このぶどう園は、日本の気候では栽培が非常に難しい欧州種を中心に30品種以上生産しています。
ご主人は「特に、日本では無理だなんて言われると、やりたくなっちゃうんですよ。」と笑って言いますが、その苦労は並大抵ではないでしょう。
更に、有機肥料しか使わない、農薬は必要最低限（花が咲いたら使わない）など、食の安全にも非常に気を使っている方です。
山梨は日本一の葡萄の産地として有名ですが、その中でも、こんな葡萄を栽培する人に巡り会えたのは大変幸運でした。