11月3日、八ヶ岳ミュージアム協議会のイベント「絵のない展覧会」のひとつ「八ヶ岳むかしはなし」が開催されました。
場所は、北杜市長坂郷土資料館の復元古民家です。
囲炉裏の部屋で聴く民話の語り・・私はまた写真撮影スタッフですが・・これはまた、ピッタリの雰囲気でした。
上の写真は「ごろごろ なるいし」を語る、藤本良子さん。
左は「きつねのおまいり」を語る、斉藤隆平さん。
お二人とも、八ヶ岳むかしはなしの会のベテランです。
今回の仕掛け人であり出演者でもある松村雅子さんは、創作民話「だいふくもち」を演じました。
こちらはお馴染みの鈴木香代子さん。
演目は一昨日の平山郁夫シルクロード美術館で行われた「絵のない展覧会・第一夜」と同じ「かさじぞう」ですが・・場に合わせて、また違う雰囲気で聴かせてくれました。
長坂郷土資料館の学芸員、澤谷滋子さん。
地域に関するお話しを交えて進行役を務めてくださいました。
終演後、囲炉裏の部屋から出てくるお客様を見送る出演者の皆さん。
この子たちは地元の小学生ですね。
子供も大人も楽しめる企画でしたが、特にこういう昔の暮らしを知らない子供たちに「伝えていく」事は本当に大切だと思います。
今回の出演者、スタッフの皆さんは、みなさん2006年の秋に行われた「八ヶ岳高原文学の旅」の出演者でもありました。
参考までに以前の記事にリンクしておきます。
「くまぶろ: 八ヶ岳高原文学の旅2006」「くまぶろ: スポットライトの影で」
関連サイト→「八ヶ岳ミュージアムリング」
「Art Festival 2008 絵のない展覧会・記録」
「長坂郷土資料館ホームページ」
・上記の3サイトは、私が制作管理させていただいております。
雰囲気だけでも充分楽しめそう。
これにお話があるわけですから
良かったでしょうね。
撮影スタッフだとゆっくり楽しめないのが欠点ですね。
depthfieldさん、いらっしゃい。
時間が経つのを忘れてしまいますよ。
確かに、撮影をしていると、楽しめるという感じではないですね。
でも話はしっかり聴いています。
聴いていないと、演者の次の動きが予測できませんから。
何しろ、16分の1秒〜4分の1秒というスローシャッターなので、動きを予測して、
出来るだけ止まった瞬間にシャッターを切るようにしています。
囲炉裏だけでなく、調度品って言うと大げさですが、小物もいい感じですね。聴衆の座り方も、整然といすに座るよりも温かさがあるような気がします。
朝霧圭太さん、いらっしゃい。
そうですね。
昔・・囲炉裏の廻りに集まって、おばあちゃんの話を聴いたような・・
そんな雰囲気が再現できたようで、参加した皆さんも喜んでいました。
伝えること
長坂郷土資料館での「むかしはなしの会」の折、復元古民家の縁側にこんなものが置かれていました。私も含め、いい年の大人には、昔懐かしいおもちゃで