窓辺のテーブル

08112401半光沢の黒いコーヒーテーブル。
白木の窓枠。
天窓から射し込む陽の光。

テーブルに映った青空。
窓の外には晩秋の森。
08112402漆喰の壁。
ステンレスのシュガーポット。
反射光。
ハナキリンの緑の葉と赤い花。
光と影の境界線。
きれいでしょう。
純粋に写真として上手く撮れたと思って・・

場所は「増田珈琲館」・・愛用の「PowerShot S2 IS」で撮影しました。
このカメラは、基本的にフルオート(明るさによって絞りとシャッタースピードが自動的に合わせられる)別の言い方では「プログラムAE」なんです。
でも、通常は「絞り優先AE」に設定したままで使っています。
絞りの方が完成した画像に与える影響(被写界深度によるボケ具合など)が大きいからですが、手ブレ補正機能付きなので、ある程度ならシャッタースピードを気にする必要がないからでもあります。
もちろん動きのある被写体の場合は、その動きを止めるにしても流し撮りするにしても「シャッタースピード優先AE」に切り替えることはありますよ。

私の場合、撮影した画像をそのままプリントしたりウェブに載せたりすることは滅多にありません。
殆ど(99%)の場合、色や明暗の補正をしています。
特に補正しなければ見られないほどの写真は殆ど無いのですが、少し補正をすることでビックリするほど美しくなる例は多々ありますから。

デジタル×写真術」に書いたことですが「銀塩時代、カラーポジでは一切出来なかった現像時の調整が、モノクロネガフィルムのように・・いや、それ以上に自由に出来る」それがデジタルになった写真の楽しみだと思っています。

もっとも、今回の2カットは、色も明暗も一切の補正をしておりません。(シャープネスは少しかけてありますが)
私の狙ったものとAEの判断した露出がマッチしたという事でしょう。