この前、偶然クリスマスカードを見つけたことで、持っているのを思い出した、ノーマン・ロックウェルの画集です。
1975年6月にパルコ出版から発行された初版です。
33年以上も前の本で、既にカバーは無くなっていますし、表紙も焼けていますが、中のページはまだきれいです。
これは収録作品ですが、紛失したカバーのイラストもこの作品でした。
アンクルサムと言うと、二次大戦中の「兵士募集のポスター」が有名ですが、ロックウェルの作品は、とても愛嬌のある人物ですね。
作品は、アメリカの善良な庶民を描いたものが多いです。
雑誌「サタデー・イーヴニング・ポスト」の表紙を、1916年から長いこと描き続けていました。
1894年生まれのロックウェルは、1978年に無くなるまでに2,000点以上の作品を描いていますが、アトリエの火災で失われたものも多いそうです。
今年はちょうど没後30年・・忘れていた画集を思い出したのも、何かの縁かも知れませんね。
この自画像は私が最も好きな作品の一つです。
参考サイト→「ノーマン・ロックウェル – Wikipedia」
公式サイト→「Norman Rockwell Museum」(英語です)
ノーマン・ロックウェル良いですよね。
私も書棚を整理していたら偶然画集を見つけました。
とは言っても10センチ角くらいの小さな本です。
厚さは25ミリくらいあるので、絵の数は結構あります。
でも印刷はあまり良くないですね。
depthfieldさん、いらっしゃい。
正に、古き良きアメリカと古き良きアメリカ人を描き続けた画家ですね。
今はノスタルジーでしかないのかも知れませんが・・
オバマ新大統領が、アメリカをどう変えていくか・・期待したい所です。