シール剥がし

09031301息子用の「Windows ノートPC」です。
Macで言えば、少し前の「iBook」のような感じですかね。
スッキリしたデザインで、なかなかいい感じだと思います。

でも、箱から出したそのままでは、とても使えませんよ。
だって、下の写真のような状態だったんですから・・(笑
09031302これだけのスペースに、何と7枚ものシールが貼られていました。
まあ、店頭ディスプレイ用という事でやむを得ないのかも知れませんが・・この製品をデザインしたデザイナーは複雑な気持ちだと思います。
Appleだったら、こんなものは絶対に貼らせないでしょうね。(笑
そんなわけで、私はデザイナーの意思を(勝手に)尊重して、全てのシールを剥がしました。
この中で、東芝が独自に貼っているシールは簡単にきれいに剥がれるんですが、Intel マーク、Windows Vista、Felica ポートマークのシールは、糊が強くてなかなかきれいに剥がれません。
本体に傷を付けないように慎重に剥がし、糊が少し残ったのはマニキュアの除光液で拭き取りました。

いやぁ・・工業デザインというのはこうでなくちゃね。(笑

“シール剥がし” への6件の返信

  1. プロダクトデザイナーもこうなってしまうと哀しいでしょうね。
    そうでなくても色んな所からの思惑で直させられる事が多いのに。
    しかし、最近のWinはシールが多いんですね〜。

  2. そしてまた、こういうシールを制作する(させられる)デザイナーが存在するわけで・・・
    プロダクトデザイナーよりも、剥がされる運命にあるシールのデザイナー(?)の方が哀しいかも。
    (それにしてもほんとにシール多すぎー)

  3. depthfieldさん、いらっしゃい。
    私が昔グラフィックをやっていた時には、同じフロアにプロダクトのチームもあったので、
    色々聞きましたが、やはり「あまり嬉しくはない」そうです。
    ただ、「売れないともっと困る」ので、営業部の意向に沿って、シールは我慢だそうです。
    Windows PC のシールが多いのは以前からだと思います。
    中には液晶画面にまで貼ってあるのも・・

  4. yannさん、いらっしゃい。
    上のコメントにも書きましたが、プロダクトと同じフロアでグラフィックをやってたいたので、
    当然のように、こういうシールのデザインも依頼されましたよ。(笑
    プロダクトデザイナーの気持ちも分かるから、あまり製品デザインに似合わないようなシールは
    作りたくないんですが、当時の営業部は「何しろ派手で目立つのが正義」ってレベル・・(笑
    そりゃヒドイもんでしたよ。
    だから、我々グラフィックデザイナーの方から、剥がし易い弱粘着シールとか、糊が残らない
    静電吸着シール等の素材を提案したりしました。
    何しろ、お客様には、箱を開けたらすぐにシールを剥がしてもらいたいという気持ちでしたよ。

  5. グラフィック屋としていろいろ限界を感じる媒体は多いですよね。
    たとえば新聞広告なんかもそうですね。
    今日は「新聞」って呼ばれても、明日には「新聞紙」。
    刹那的なんですよね。
    そういうところも実は個人的には好きなんですけれども。
    いずれにせよ、かなりドM入ってないとできない仕事だなとつくづく感じます(泣)。

  6. yannさん、どうも。
    > かなりドM入ってないとできない仕事
    そうですか?・・私はそう思ったことは無いですよ。
    確かに刹那的かも知れないですが、結構面白い仕事もありました。
    どっちにしても、コマーシャルアートというのはそういう物ですけどね。
    私の場合はパッケージがメインだったので、広告媒体とは違うサイクルの仕事でした。
    確かに、シールばかりじゃ嫌になったかも知れません。(笑

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