「牛池の桜/2009」は13日の朝が満開で、翌14日は久しぶりの雨・・多少は雨に打たれて散るでしょうが、気温が低いので咲き進んで散る訳じゃありませんね。
・・という事は、15日に晴れれば最高の散り際が見られると予測しました。
案の定15日は晴れ、しかもお誂え向きに多少風が吹いていました。
牛池の桜・・夢の続きをご覧ください。
駐車場でさえ、上の写真のようにビッシリと花びらが落ちて居るんですから・・
水面に落ちていないはずがありませんよね。
一気に散り始めた桜の花びらが、風に吹かれて舞い、波に揺られて漂います。
もちろん湖岸の桜の木には、まだたくさん花が残っていますよ。
その前の湖面に浮いた花びらが、風に煽られて波立つ湖水と供に、サーッと掃き寄せられるように流れ、集まり、そして広がっていきます。
こちらの岸には、花びらがたくさん集まっています。
ちょうど桜の木が多い場所で、しかも風当たりが強くない場所です。
風向きも幸いして、ここに集められているのでしょう。
木橋にもたくさんの花びらが舞い散っていましたが、上手く手摺りの上に乗ったのは少しだけ・・しかも、すぐに風に飛ばされてしまいます。
水面に映った青空と白い雲・・
池の中にも、空の雲のように形を変えながら流れていく花びらの雲が・・何かの形に見えたと思ったら、すぐまた違う形に変わりながら流れていきます。
温かい陽射しと、心地良い春の風。
夢の続きを観るにはもってこいかも知れません。
この記事の写真は、4月15日朝の撮影です。
牛池の桜は既に散って、水面の花びらも沈んできています。
私は、牛池の桜がほぼ満開になったら毎朝様子を観に行っていますから、今年はタイミングOKでした。
それでも、このように水面にきれいに花びらが浮くのは毎年あることではなく、天候によっては殆ど沈んでしまう事もあります。
来年もまた、こういう写真が撮れるかどうかは分かりません。
今までで一番美しかった2006年→「色は匂へと 散りぬるを」
今年はそれに次いで、きれいだったと思います。
水面の花びらが流れていくさまは綺麗でしょうね。
桜の木に残った花と水面の花を見比べながら
水面を流れて行くのを見るのも良いですね。
flipperさん、いらっしゃい。
風が渡って、花びらの群れが波と供にサーッと寄せてくる様は何とも言えないです。
3枚目の写真が、一番動きの感じが出ているかも知れません。