PowerMac G4 ハードディスク交換

09061001私のメインマシン PowerMac G4 の HDD を交換しました。
グラフィックカード交換」の時に同時に交換していたんです。
今回も記録の意味で、簡単な記事にしておきます。

実を言えば、グラフィックカードより先に HDD の交換をしたので、写真では、まだ交換前のグラフィックカードが付いています。

09061002PowerMac G4 の HDD は、メイン冷却ファンの下に、写真のように2台重ねて取り付けてあります。

先ず4ピンの電源ケーブルを外し、ATA ケーブル(写真の平たいケーブル)を外します。
マウントを留めているネジを1本外し、マウントを手前にスライドさせるように取り出します。
09061003HDD は下が Master 、上が Slave で、今まではどちらも 120GB でした。
今回 Master を 400GB に交換し、今まで Master で使っていた 120GB を Slave にします。
それは、新しい 400GB に問題が起きた時に、今までの 120GB で即座に起動できるという保険であり、新 HDD に環境を構築していくのに便利だからです。
マウントごと元の位置に取り付けて、ケーブル類を接続します。
09061004写真はロジックボード上の RAM を保持するためのリチウム電池です。
それ程頻繁に消耗するものではありませんが、折角の機会ですから、テスターがあれば電圧を測っておいても良いでしょう。
定格電圧 3.6Vで、3V より下がっていたら交換した方がいいです。
マックを起動する度に時計が狂っているとか、システム環境設定で設定した事を記憶してくれないような場合は、この電池が切れている事も疑ってみてください。

町の電気屋で売っているほどポピュラーな電池ではありませんが、Macintosh 販売店なら扱っているはずです。
ウェブで「Mac 内蔵電池 3.6V 丸型」で検索すればたくさん出てきますので、通販で購入できます。

新しい HDD への OS のインストールと環境構築については、またいつか書いてみたいと思います。