村山六ヶ村堰

09061101八ヶ岳高原サイクリングで、今年からコースになった吐竜の滝への道・・
吐竜の滝より少し手前に、苔むした石積みの水路があります。
村山六ヶ村堰(むらやまろっかそんぜき)と呼ばれる用水路です。

農林水産省の疏水百選にも選定されています。
疏水(そすい)とは、他の水源から水を引く目的で造られた水路のことです。
09061102水源は八ヶ岳の南麓、川俣川の上流から八ヶ岳横断道東沢大橋(赤い橋)の下を通り、吐竜の滝の水を加え「東沢取水口」で取水しています。
旧村山北割村、村山西割村、村山東割村,蔵原村、小池村、堤村の六ヶ村の灌漑用水、生活用水として開削されたものだそうです。
09061103北巨摩地方(山梨県北部)には、三大堰といわれる徳島堰,浅尾・穂坂堰,楯無堰があります。
徳島堰は、以前くまぶろでも紹介しました。→「徳島堰の桜並木
それら三大堰は江戸時代に作られたものであるのに対し、村山六ヶ村堰は別格に古く、約千年も前の開削であると言われています。
09061104「東沢取水口」です。
敷地には立ち入る事が出来ません。

今でこそ、水道の蛇口を捻れば水が出るのが当たり前という感覚になっていますが、昔は水のない地域に水を引くために、大変な苦労があったのでしょうね。
この記事の写真の風景は、どれも今回の八ヶ岳高原サイクリングのコースから見られるものです。