ワイン選び最強の法則

09092801「pen」10/1号はワインの特集です。
「選び方」なので多少カタログ的ですけどね。
明日には次号が出てしまいますが、季節的にはピッタリのテーマです。

いつもながら、写真がとてもきれいです。
各ワイン産地と、そこのワインを知るには良いかも知れません。
09092802国産、醸造家、デザイン、オーストリア、チャート、ストーリー、セカンド、晩のおかず、つまみ、お題、お値打ち感、通のいる店・・という12のキーワードで、ワイン、ワイナリー、産地、人物、飲み方などが紹介されています。
まあ、内容を覚えておく必要はないですが、こんな楽しみ方があるという事です。
09092803私のお薦めと言うか、私がワインを選ぶ方法の第一は「デザインで選ぶ」です。
ワインに限らず、食べ物や飲み物の味を決める最大の要素は、作り手(料理人や生産者)のセンスだと私は思っています。
デザインには作り手の考え方が表れますし、自分の気に入ったデザインを採用しているという事は、自分のセンスに近いワインかも知れないじゃないですか。
一つ不満と言うか・・どうしたんでしょうね・・山梨のワイナリーは。
「国産」の所に紹介されている4つのワイナリーは、北海道、長野、宮崎、山形です。
別のコーナーに、蕎麦に合わせて原茂ワインの甲州シュールリーや、品種としての甲州が小さく紹介されてはいますけどね。
約60ページの特集に、産地としてもワイナリーとしても登場して来ないというのは何故なんでしょう。

まあ、雑誌の企画や編集がたまたま合わなかったと言うこともあるし、全てに公平なはずもありません。
でもそんなことはともかく、少なくとも「国産ワイン」に関係する特集には、山梨のワイナリーが登場しなければいけないと思うんですよね。
そしてそれは、出版社や編集者の責任ではなくて、山梨県のワイン業界の責任だと思うんです。
何ヶ月か前には、どの雑誌にワイン関連の記事が載るかくらいの情報は掴まなくちゃいけないし、それに山梨のワインが掲載されるように。常々行動しているべきです。

こんな所にも、山梨県人の情報発信の拙さが表れているんじゃないかなぁ。