小淵沢から17番目の駅になります。
単式1面1線ホームの無人駅です。
ホームの前は広々とした田園で、浅間山がとても美しく見える所です。
佐久鉄道としての開業当時は「入沢停留場」とされ、1934年に国営化されました。
1944〜52年まで休止期間があり、再開時に「青沼駅」と変わったそうです。
ここは数ある小海線の駅の中でも、大変見晴らしの良い駅です。
特に浅間山の姿は、特筆ものです。
天気の良い日なら、景色を眺めながら列車を待つのは全く苦にならないことでしょう。
駅全景です。
左(小淵沢方面)が入口で、ベンチと待合室、駅名標があるだけのシンプルな駅です。
このシンプルさが、如何にも小海線らしいですね。
待合室の横から入口の方を撮りました。
入口はすぐ道路に面していて踏切があります。
屋根付きの自転車置き場があり、20台ほどの自転車がありました。
通勤通学で利用する人が居るのでしょう。
駅入り口の手前には公衆電話とトイレがありました。
トイレはくみ取り式ですが、大変きれいに掃除されていました。
多分、地域の人がボランティアでやっているのでしょうね。
地元の人に愛されている駅・・そんな感じがしました。
「小海線海瀬駅」の記事に、最初の取材では見つけられなかったと書きましたが、それ程の駅は珍しいです。
この青沼駅も、メインの通りに標識があるわけではありませんが、だいたい「この辺かな」と思って曲がってしばらく行くと踏切が見え、そこにちゃんと駅がある・・まあ、ほとんど感で探せる・・いや、それは私だけかも知れませんが・・という感じです。(笑
ここまでの取材で、小海線の駅を設置する場所の法則と言うか、そんなものが何となく分かってきました。
海瀬駅のように法則から外れてしまうと難しいですけどね。
次は、臼田駅です。
見事な景色ですね〜。
本当に列車の待ち時間が苦にならない気がします。
待合室の外観も白くてちょっと可愛い感じで
なかなか良いですね。
flipperさん、いらっしゃい。
ここは本当にゆったりした田園風景が広がっています。
暖かい季節なら、ホームのベンチでボーッとしているのもいいかも。(笑
待合室も窓が大きくて明るいので、中からも景色が眺められます。