中央線の十二兼(じゅうにかね)駅です。
国道と木曽川に挟まれた狭い斜面にある駅です。
駅へは階段で二階分くらい登らなければなりません。
改札口などはなく、待合所があるだけの駅舎です。
相対式ホーム2面2線が、跨線橋で結ばれています。
待合所はガラスの出窓のあるモダンな感じのものです。
待合所の出窓から、また、下り線のホームからも、眼下に木曽川の流れを眺めることが出来ます。
名古屋から複線で来た中央線は、ここから下り方向が単線になります。1929(昭和4)年に十二兼信号場として出来ました。
1948(昭和23)年に駅に昇格しています。
上り方向は複線のままですが、片方だけがトンネルに入ります。
駅は国道からすぐ横に見えるのですが、入口は反対側にあり、かなり離れた場所で踏切を渡って行く必要があります。
一日の乗車客数は20人ほどで、小海線の甲斐小泉駅より少し少ないくらいです。
次は南木曽駅です。