ディスカバー・ジャパン

10042201この、懐かしいロゴの入ったポスター・・覚えていませんか?
1970年の大阪万博で爆発的に増大した旅客需要ですが、万博終了後の減少対策として、個人旅行の増大を目指して開始された国鉄最大のキャンペーンです。



写真は「鉄道模型少年時代32号」の記事です。
いやぁ、懐かしいですよ。
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ディスカバー・ジャパンは、それまで旅行と言えば団体旅行であり、男性中心であった「日本人の旅行文化」を変えたと言っても良いでしょう。
本当にこの頃からですよ、若い人たち、特に女性がどんどん旅行に行くようになったのは。
私は1970年当時は中学3年生でしたから、そう簡単に旅行には行けませんでしたけど。(笑
「遠くへ行きたい」ってテレビ番組があって、結構見ていましたよ。
最初の頃は、永六輔でしたか・・私がよく見るようになったのは、伊丹十三が出るようになってからかなぁ・・渡辺文雄も良く出ていましたよね。

子供のころから鉄道は好きだったけど、SLの写真を撮りに行くようになったのが、私のディスカバー・ジャパンの始まりだったかも知れません。
もちろん写真自体が好きだったので、SLだけを追いかけるということはありませんでした。

撮影旅行に出るようになったのは高校生の頃だけど、行き先などは自分で色々調べて出かけるのが好きだったので、それ程大きな影響はなかったと思いますけれど・・あ、いや、それでもディスカバー・ジャパンのポスターや「遠くへ行きたい」の印象は強かったから、知らずにそういう方向へ行っていたかも知れません。

くまぶろに載せた「過去ログ写真館」の京都のシリーズなんか、正にディスカバー・ジャパンですよね。(笑
 「過去ログ写真館11・京都/街撮り
 「過去ログ写真館12・京都/郊外へ
 「過去ログ写真館13・京都/清水界隈