道路の真ん中で

05051201
愛を叫ぶ・・・じゃなくて(笑

タンポポが咲いていたんですよ。

コーナーの間の短い直線なんですが、手前のコーナーを抜けると、

ラインが見えた!・・・じゃなくて

センターラインの真ん中にチラッと光るものが見えたような気がして、、、
先のコーナーを過ぎた所から戻ってみたんです。

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子どもにこそデザインを

05051101「pen」5/15号の特集です。
ん!と、うなる広告のデザイン」「ジャズのデザイン」とpen誌の紹介をしてきました。センスの良い雑誌だから買う事も多いですが、今回は「子どもにこそデザインを」というタイトルに惹かれました。
ヨーロッパの木製玩具などスタンダードのものから最新の作家ものまで上質な玩具や家具が紹介されています。そして「通わせたくなる、世界の幼稚園・小学校。」というページに目がとまりました。
私が今、色々な形で関わっているえほん村の松村さん夫妻がやろうとしている事と面白いように符合しているのです。

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花は野にあるように

05050401ニホンサクラソウです。
野生のもので、いつの頃からか我が家の庭の片隅に毎年可愛い姿を見せてくれています。日本には26種の野生種があるそうですが、絶滅危惧種も多いようです。詳しくは→「サクラソウを探しに〜絶滅危惧種を追って〜
以前は我が家の周辺でもちょっと山道に入ると見かける事があったのですが、最近はめっきり減ってしまいました。
園芸品種は「プリムラ」と呼ばれる西洋サクラソウで、いろいろな品種を花屋で売っています。

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雨の宵

05050103夕方から雨になりました。
灯りに浮かび上がる花々の色もいつもとちょっと違います。周りが冷たい雨の色に染まっているだけに、花の暖かさがあるように思います。
今の日本では「旅」という概念が殆ど失われているかも知れないですが、宿は旅人を迎える暖かな灯を点し続けたいものです。

森の中のコブシの木

05041802裏の雑木林にあるコブシの木です。
コブシは「春が来た!その2」でも紹介しましたが、コブシの木全体の写真はまだお見せしていませんでした。今日、満開の一番いい所を撮ってきましたのでご覧ください。

幹はあまり太くありませんが高さは17〜8mあり、コブシとしては大木です。雑木林の中では、他の木に邪魔されたり日当たりの加減で曲がって育ったりする場合が多いのですが、これはかなり古い木で割と格好の良い木です。

「木を見て森を見ない」とは、大局的に物事を見られない人への揶揄を込めた言い方ですが、この時期のコブシの木は「森を忘れさせる」だけの美しさと存在感があります。

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むくどりのゆめ

05032801今日は冷たい雨が降っています。うちの屋根にムクドリが3羽居ました。
あまり格好の良い鳥ではないし、色も地味で声も良くないのでバードウォッチングでも人気はありません。詩に詠まれる事もめったにありませんね。
でも、あか抜けない姿とコミカルにさえ見える動作が、何となく憎めない鳥でもあります。
そんなムクドリを童話作家の浜田広介(1893〜1973) は「むくどりのゆめ」という切なくて暖かい童話にしました。私が小さいころ、初めて自分で選んで買ってもらった本、広介の最初の童話集「椋鳥の夢」に収録されていた童話です。

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