散り行く桜

05050201 桜花咲きかも散ると見るまでに誰かもここに見えて散り行く


 意味・桜の花が咲いて散るのを見るように。誰なのでしょう、ここに集い、そして散り行く人々は。
 作・柿本人麻呂  「たのしい万葉集」より

05050202柿本人麻呂が旅先で詠んだ歌だということです。

昨夜の雨で桜は散ってきましたが、雨のお陰で空気が澄んだのでしょう、今朝は桜の枝の間に富士山がはっきりと見えました。
今日は連休の間の平日で、お客様も少なめです。明日、明後日がピークになります。

“散り行く桜” への3件の返信

  1. 山桜でしょうか、富士山を囲むように
    彩って、富士山も心なしか 柔らかい表情ですね。
    桜の歌は多いですが、万葉集は解説がないと辛い・・・
    写真にぴったりの歌でしたね。

  2. ASさん、いらっしゃい。
    わが家のテラスの所にあるのは白に近い薄いピンクで、富士山の方は
    割とはっきりしたピンクです。
    どちらも山桜なんですが、結構個体差があるものなんですね。
    確かに万葉集は、言葉も古いですから解説がないと分かり難いですね。
    雰囲気はとても好きなのですけれど。
    ちょうど桜が散っているゴールデンウイークの今、わが家に泊まって、
    また帰って行かれる人々の事をちょっと思ってみるのも良いかと、この
    歌を選びました。

  3. 桜特集その3(弘前城)

    今日の写真(EOS20Dで撮影)は、桜特集その3(弘前城)として、「桜吹雪」と、「一面に埋め尽くされた桜の花びら」です。
    「桜吹雪」
    桜吹雪、と言われても、今まであまりピンときたことがなかったのですが、弘前城のお堀を舞う桜吹雪は、まさにこれぞ桜吹雪!というものでした。
    そのまま時代劇のワンシーンに使えてしまいそうな景色が目の前に広がっています。
    「遠山の金さん」ではちょっと安っぽすぎますが、何かこう切ないシーンにはめこんで使うといいかもしれません。
    この写真は風が一瞬強まったその瞬間を…

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