春のためのロケハン=風景について

11021603春になって桃の花が咲いたら、中央線の列車と一緒に撮りたいんです。
今まで桃の花と列車の写真は、カレンダーや雑誌で何度も見たことはあるんです。
でも、どうもパッとしないと思っていたんです。



左の写真はパノラマになっていますのでクリックしてみてください。
新府の桃畑の近くを中央線が通っていますが、線路の近くは桃畑が疎らなんですよ。
11021604これではどうも「一面の桃の花の中を走る列車」は撮れそうもありませんね。
花桃ではなく、実を採るための桃畑ですから、生産効率優先なのは仕方が無いです。
とは言え、せめて線路の手前の窪地の部分だけでも桃の花で埋められないかと思います。
中央線の車窓からも、正に桃源郷の眺めが楽しめるわけですから、これは評判になりますよね。
桃の売値も上がるかも知れないし、観光客だって増えるでしょう。

今や、農業は農業だけでやっていける時代ではないし、観光や、その他の産業と上手く組み合わせて成功している例は多いです。
昔からの棚田の風景を保存したり、地元古来の赤そば(赤い花が咲く蕎麦)を広大な農地に復活させたり、そういう取り組みで注目されている地域もあります。
それに合わせてイベントをしたり、地域おこしの事業を始めたり・・それで若い人が地域に根づくようになったという話も聞きます。
何より、その景観は地域の宝になると思うんですよね。

“春のためのロケハン=風景について” への2件の返信

  1. この整地されたところは木が古くなったので伐採し、市が整地し新たに桃畑として使用する農家を待っているそうですが、なかなか利用者が現れないそうです。昨年農家のおじちゃんが家の息子も桃畑は継がないと嘆いていました。新府もあと10年すると桃畑がなくなりそうです(悲)

  2. なかさん、いらっしゃい。
    そうなんですか・・市が整地したという事は、市の所有地なのでしょうか。
    実桃が無理なら、手入れの簡単な花桃でもいいから植えてほしいなぁ・・
    農業的には花桃じゃ意味が無いのでしょうけれど。

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