鷹の鏝絵を見つけました

11021601ずいぶん前に「土蔵に鏝絵を発見」という記事を書きました。
他に無いかと気にしていたんですが、そうそう見つかるものでもありません。
ところが最近になって、長坂町内で発見しました。



いつも車で通る道なんですが、鏝絵が道路に面していないので今まで気付きませんでした。
ふっと目の端に写ったという感じで、あれっ?と思って見に行ったらこれだったんです。
11021602前の記事の鏝絵は「因幡の白兎」で、火事除けの願いが込められたものでした。
こちらは、岩山の木に止まる「鷹」です。
多分泥棒除けでしょう。
八ヶ岳南麓には、古い民家もありますし土蔵も割と多く残っています。
それらの土蔵には、こんな感じの丸いプレート状のものがありますが、殆どは「家紋」や「寿」「水」「龍」などの文字が多いんです。
中には、何も描かれていない白い円形だけのものも結構あります。
古い蔵を補修するときに、職人が居なくて、やむを得ず簡単に済ませたのだと思います。

そんな訳で、こういう立体的な鏝絵を見ることは本当に少なくなっています。
貴重な鏝絵を、何とか後世に残していきたいですね。

“鷹の鏝絵を見つけました” への2件の返信

  1. 貴重な発見でしたね。
    地元の人は知っているのでしょうけれど。
    マメに回らないと見つけられないですよね。
    写真だけでも良いから全部撮っておきたいくらいです。
    この前のウサギのは良かったですよね。
    こちらは力強い感じなのかな。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    当然、近所の人は知っているはずですが、鏝絵が話題になったのを聞いたことは一度もないです。
    見慣れていると、特に珍しいものとは思わないのかも知れません。
    これからもできるだけ探してみるつもりです。
    以前のウサギの方が芸術性は高いように思いますが、珍しさでは鷹の方だと思います。

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