手動転轍機

13020701鉄道のポイント(分岐機)を切り替える装置を転轍機と言います。
今は殆どの路線で、集中制御の出来る電気転轍機が使われています。
写真は、中央線初狩駅のスイッチバックに設けられた手動転轍機です。

複雑なリンケージがいい感じですね。

13020702レバー操作でポイントを切り替えると、その向う側にある転轍機標識(ポイント信号機)の向きが変わり、列車の運転士にポイントの向きが分かるようになっています。
レバーの途中に出っ張っているのは、ロック解除のグリップです。

13020703これは手動転轍機の中でも簡便なもので、ロック機能がありません。
ロックできないため、速度が低く軽量な列車だけが通る場所で使われます。
転轍機標識が直接取り付けられていますね。

手動転轍機は他にもありますが、今回はこんなところで。

“手動転轍機” への2件の返信

  1. こんにちは。
    今朝も冷えてますね~。{{(>_<)}}
    おっ!手動転轍機だ~!<(^^
    実際に作動可能で設置されているのを見たのは初めてかも?
    今は無き「秋葉原・鉄道博物館」で触ったくらいかなぁ。(笑)
    何故か?ポイントを見るとワクワクしてしまう、ポイント・テツでした。(爆)

  2. くまごろ―さん、いらっしゃい。
    そうですね。
    貨物線でも列車の多い路線は電動式になっていますから、地方の引込み線
    くらいにしか残っていないかもしれませんね。

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