小海線の佐久海ノ口駅です。
2012年12月に新駅舎になりました。
シンプルですが、瓦屋根の和風の建物です。
変な現代建築風にならなくてよかったです。
出入り口には扉がなく、素通しです。
でも、待合室には大きなガラスの引き戸があります。
寒い地域ですから、これはありがたいですね。
無人駅で、自動券売機や改札口は特にありません。
そのままホームへ出られます。
正面に下りホームへ行く構内踏切があります。
待合室の中には木のベンチがあります。
ガラス窓が大きくて明るい雰囲気です。
冬でも日中は暖かいことでしょう。
下りホームから見た駅舎です。
表側より庇が深く、ベンチが置かれています。
緑色の箱は、使用済み切符の回収箱です。
旧駅舎が、素朴で味のあるものだったので、建て替えと聞いた時には何となくがっかりしましたが、これなら悪くはないですね。
和風のイメージで、しかも機能的にできています。
駅の利用者にとっては良かったと思います。
そうそう。もう一点。
表側とホーム側の両方に駅名板が掲げられていますが、これはどちらも旧駅舎のときのものを使っています。
こういう気の使い方は、他の駅でも見習ってほしいものです。