小海線羽黒下駅は白壁が印象的な駅舎です。
寄棟の屋根に深い庇を回し、昔日を彷彿とさせる佇まいです。
写真にも、絵にも、魅力的な素材です。
今回は水彩画です。
駅前広場の石畳もいい感じです。
もっとも、これを最初から描くとしたら厄介ですけどね。（笑
自分で撮影した写真を下地にして、絵として製作していくのもなかなか面白いものです。
デジタルでこういうことをすると、簡単に一発で出来ると思われてしまうんですが、そんな事はありません。
まあ、70～80%、写真によっては90%まではアプリの機能で可能です。
普通はそこで完成としてしまうでしょうし「イラスト風」という事で、それでも良いと思います。
今までご紹介したiPad用のアプリなどでも、何とかその辺りまでは可能だと思います。
でも、残りの10%が絵としての完成度の分かれ目で、そこに90%以上の技と感性を注ぐ・・そうなれば当然iPadでは無理ですし、Macを使って、時間をかけて、それなりのアプリケーションと、それ以上のインスピレーションが必要になります。
難しくもありますが、それが面白い・・私はそう考えています。
この作品には、iPad用のアプリは使用していません。
Mac用のアプリケーションで下加工をし、その後はPhotoshopで注意深くレタッチ（描いたり消したり）しています。
アップ時の画像は大判表示でしたが、カテゴリページのデータ軽量化のためサムネイル表示しました。
クリックして大きな画像をご覧ください。