昨年の今頃、書店で見つけた「大人の科学マガジン03号」に付いていた物です。
直後に撮影だけして忘れていたのですが、ゴールデンウイーク直前にStrawWorldさんで記事を書かれていたので思い出しました。
現像した結果、本当の針穴写真として撮影した部分は全滅で、小さなレンズを取り付けて撮ったものだけ数枚が何とか見られる画像になっていました。
以下、全ての写真のフィルムはフジカラー400、サービス版にプリントした物からのスキャナ撮りです。
最初は、我が家のエントランスです。中心部は割とちゃんと写っているようです。でも、カンバンの大きな文字は何とか読めますが、その上にある「PENSION」という文字は殆ど消えてますね。
コントラストはかなり強いです。風があるので木の葉はピントが合っていない訳ではなく、ブレているんです。
テラスのプランターに植えたパンジーです。
やはり風でブレています。水やりをした後なので花には水滴がついて光っています。
中心部のテラスの木目などは割とはっきり写っていますね。色も悪くない感じです。
この月の写真を撮った階段の踊り場から外を写しています。
コントラストが強いので室内は完全につぶれています。また、手前にある窓枠も外のテラスも殆ど距離感が無くなっています。
以上の3枚はカメラにセットされているスプリングそのもののスピードでシャッターを切っています。ネガを見るとかなり露出アンダーなのですが、プリントでは自動補正されていました。
この写真だけが室内、しかも夜です。
ポインセチアがある所を見ると、時期は年末近くですね。たぶん何かの拍子に思い出して撮ってみたのでしょう。
照明は天井の白熱灯色の蛍光灯だけです。カメラは三脚にセットして、シャッタースピードは5秒程です。
色温度は変ですが、ある意味これが一番まともに写っているかも知れません。
全体として言える事は「露光時間が適正ならば、それなりに写る。」という所でしょう。三脚は必須ですね。「それなり」と言っても、レンズ付きの中央部でさえ一昔前の35万画素デジカメに勝てるかどうか、、。
「味のある写真」という意味では楽しめるかも知れません。お好きな方は挑戦してみたらよいと思います。
今日は、お邪魔致します。
TBとコメント、有り難うございました。
解説によれば、ユニットの固定シャッター
のほうは、1/250になるように調整されて
いるとのことですが、風の強い日にはスロー
シャッターのうち、ということになってしまう
ことですか。
かなりアンダーという申告にも関わらず、
結構しっかり色が見えているようですから、
ネガからのプリント補正というのはかなり
融通が効くものの様ですね。
なにせ、もともとピンホールなわけなので
“絞り=F値”の概念が全く無いこともあり、
思い通りにコントロールできるようになるまでは
結構時間がかかりそうな気がしています。
warabieさん、いらっしゃい。
だいぶ長い事待たせてしまってスミマセン。(笑
既に昨年の事なので撮影時のデータは記憶が怪しいです。
でも、250/1ですよね。
それにしてはずいぶん揺れているけど、、かなり風が強かった事は確かですが。
もしかしたら、何か別の事をやっていたかも知れません、、、?(汗
これが噂のピンホールカメラですね。
やはり写すのは難しいんですね〜。
私は最近「LOMO LC-A」を買ったんですけど、この独特の風合いが好きです。
ビオラの青がきれいです。
虹子さん、いらっしゃい。
ホントのピンホールカメラ(針穴写真機)はなかなか簡単にはいかないですよ。
私も失敗してますから。
ちゃんと説明書の通りにやれば良いのだけど、言うこと聞かん奴だから、、(笑
LOMOしばらく前からずいぶん流行って居るんですよね。
コンペや写真展があったり、サイトもあちこちあるそうですね。
写真も表現の一つの手段だから、カメラにも性能だけでない「味」が求められる
というのも分かります。
大人の科学マガジン大人買い?!
『くまぶろ』様の記事、『ピンホールカメラ』 からトラックバックをいただき、レンズも楽しいかな、 などと考え始めている。 この『大人の科学マガジンピンホールカメラ』には、 (あまりあてにはならないが!)ちゃんとファインダーが ついているあたりが気に入っている要因の一つなのだ。 もしかしたら、“レンズも取り付けられる”から ファインダーもあるのかもしれないとも考える。 と、いうのも、[Zebra]に…