「坂道」
やはり少年に似合うのは上り坂です。これから先、人生の坂道をいくつも超えなければなりません。
この少年も今は30代後半になるはずですね。道は人生そのもの。過去ログ写真館、京都の最終回の今回は人間と道の写真をまとめました。
「散策」
当時は若い女性がどんどん旅行に行き始めた頃です。思い思いのスタイルで古都を闊歩している姿が新鮮でした。
それまでの旅行って言うのはおじさんたちの温泉旅行が中心でしたから、明らかに何かが変化した時代なんです。
「往来」
土産店が並ぶ清水坂も、夕暮れ近くなると何となくうらさびしい雰囲気です。
生八つ橋の試食を勧める若い女性の無造作に突き出した手と、はにかんだような中年女性の表情。この通りでは毎日同じような繰り返しがあるのでしょうね。
「岐路」
清水寺の境内を足早に帰路に就く中年のカップル。二人揃って見ている先には何があるのでしょう。
もしかしたらそっちへ行った方が良かったのかも、、?
そう。帰路は岐路。
「終章」
観光客が皆帰る頃、石段を登る一人の老人。訊くと、山門前の茶店のおばあさんでした。一日の商いの終わりに清水さんにお礼を言って来るのだそうです。
今日も一日おおきに。明日もよろしゅうに。
風景はまだしも、女性のファッションは時代を如実に語りますね。
なんだか私も昔の白黒ベタ写真を見ようかな。
でも時間が無いよ〜。
美しい写真ですね〜!
被写体の人々の生が感じられ、実際を見ていないのに、まるで生で見ている感じがします。
私は山岳写真とか、車や航空機の写真を専門的に撮っていました。町の風景写真やポートレートは上手くなかったので、とても憧れます。
exifさん、いらっしゃい。
そう、風景は多分今でも殆どこのままだと思います、京都ですからね。
女性の服装は、流石に時代を感じますけどね。
多分exifさんも、このころは盛んに撮っていたはずだから、ベタを出してきたら
面白い写真があるでしょう。
tosiさん、いらっしゃい。
人物はいくら撮っても難しいです。
「往来」は割と良い瞬間が取れたかなと思います。
写真として好きなのは「岐路」の方なんですけど。
「往来」は、本当に女性の表情がいいですね!
何も言わずに、ぱっと撮らないと、こういう瞬間は撮れませんね。「散策」学生時代の修学旅行、制服だったもんなあ。こんなスタイルで歩けたら・・・?あ、いやいや。
ASさん、いらっしゃい。
そう、タイミングですね。
瞬間的に計算する部分と、偶然に期待する部分、それが上手くいけばOKという事で。
修学旅行は私も制服でしたが、団体でぞろぞろ歩いたら京都の良さは分かりませんよね。
はじめまして。
いつもツネちゃんのところでお会い(?)してます。
時々ロムさせていただいてました。
坂道好きなので、思わずコメントさせていただきます。
とっても素敵な写真たちですね。
アナログをデジカメで写されたのでしょうか?
当時既にどんどん旅行していた
ふぁるでした〜
またお邪魔しまーす。
ふぁるさん、いらっしゃい。
31年前の写真で、カメラはNikonの一眼レフです。(当然ですがフィルムカメラです)
フィルムを現像して「ベタ焼き」というフィルムと同じ大きさのプリントを作ってあります。
当時自宅に小さな暗室を自作してあったので、全て自分でやっていました。
それを久しぶりに発見したので、スキャナーでパソコンに撮り込んでみました。
一コマの大きさは36×24ミリですが、スキャナー撮りの時に解像度を上げて拡大しました。
過去ログ写真館・14
今回の過去ログ写真館はモデル撮影です。もちろんプロのモデルではありません。イラス