我が家の包丁です。
ペンションを始める時に業務用として買ったスウェーデン鋼の洋包丁です。
同じ形のサイズ違いが3種あり、一番使うのがこの中間サイズ(刃渡り21cm)で2本あります。
21cmと言っても実際の刃長は19.8cmしかありません。
では、12mmは何処に行ったか、、、?
「砥石にくれてやった」つまり研いで小さくなってしまったという訳です。
25年ですから、このくらい減るのは当然というか、業務用としては少ない方だと思います。
私の父が生前は研いでいましたが、亡くなってからは私が研いでいます。
一般家庭用のステンレス包丁などと違って、上手に研いでやれば切るのに力が要らない「触れば切れる」状態になります。
とは言え、そこまでやるのは時間がかかって大変なので、普段はもう少し簡単に研いでいます。今日もそんな感じで研ぎました。それでも、柔らかいトマトが潰れずにスパッと切れるくらいにはしています。
これを一度使い始めるとステンレス包丁は使えません。値段の0が一つ多くなる事と、研ぎが出来ない人には勧められませんけれど。
参考サイト→「刃物鋼の性質」「包丁に使われている材料」
25年?(@@)
すごい!
いいものを永く使う。ものを大事にする。
見習いたいです。
その家の包丁が切れないのは家の主人の責任。
みたいな思いを漠然と思っています。
誰かに言われたとか、何かで読んだとかでな無くて
なんとなくそんな感じを持っていて。
包丁が切れないと、家庭がうまくいっていない家のような気がしてね。
だからきちんと包丁は研ぐようにしています。
(一人暮らしだけれどさ)
パピコさん、いらっしゃい。
ホームセンターなどで売っているステンレスの包丁に比べれば、値段は10倍以上ですけど
25年も使えれば十分元は取れて、切れ味が良いだけお買い得ですね。(笑
プロ用の道具というのは、使い込みながら自分専用に仕上げていく楽しみもあります。
exifさん、いらっしゃい。
> 包丁が切れないのは家の主人の責任
それは私も感じます。
昔からそう言われていたような気がしますが、原典は忘れました。
時々お客さんが果物を剥きたいと言うので貸してあげるのですが、切れすぎて怖いと
言われる事があります。
本当は切れない包丁の方が力を入れなければならないので危ないんです。
包丁の怪我は、無理に力を入れた時に起こる事が多いですからね。