氷川丸 7


「氷川丸 6」の続き。操舵室を出て船尾方向を見る。
マリンタワーの色は変わったけれど、山下公園の緑は昔と変わらない。


上部デッキだ。救命ボートが高い位置に並んでいる。昔の船旅と言えば命がけだったわけだが、氷川丸も数回触雷している。


船員以外立入禁止のプレートだが、言葉が時代を感じさせる。「申上候」とあってはエライさんのお客も我慢するしか無いか。


LIFE BOAT No4 の表示。ステンシル文字になっているのは、中に電灯を入れて夜間でも見えるようにしてあるから。


しかしこんな小さなボートで、荒れた海に逃れるのは本当に命がけだ。非常用のため、ウインチの動力も人力になっている。

次回に続く。

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