ラ・リューシュがある元校庭だった場所から、湧き水の水路を配した階段を登ります。昔は校舎があった場所に白樺美術館があり、左手の白樺林の奥に「ルオー礼拝堂」が見えます。
美術館に入館しなくても、礼拝堂は無料で入ることが出来ます。(イベントが行われているときは制限される場合あり)清春芸術村に来たら、是非立ち寄って欲しい場所の一つです。
木のドアを開けて入ると、正面に小さな祭壇と十字架があります。
打ちっ放しのコンクリート壁にアクリルの椅子。シンプルな祭壇。
その近代的な中に、天井からの自然光と照明光の絶妙なバランスでキリスト像が浮き上がって見えます。
この十字架キリスト像は17世紀の木彫作品で、それにルオー自身が彩色を施した物です。
小さな像ですが、ここに座っていると何とも静かで暖かい気持ちになります。
祭壇側から入り口を見ると、ドアの上の壁面にステンドグラスがあります。
作品名は「ブーケ(花束)」もちろんルオーの作品です。
入り口の右側に小さなパイプオルガンがあります。
礼拝堂を使った演奏会なども開催されたことがあります。
左右の壁面にも天井からの自然光が入るようになっていて、ルオーの版画などが掛けられています。あまり全部お見せしてしまっては楽しみが減りそうなので、今回は写真を載せません。作品は美術館のセレクトで時々変わるようです。
参考サイト→「ジョルジュ・ルオー」
「ジョルジュ・ルオー略歴」
あ〜、思い出しました。
ここはなかなか良い感じですよね。
小さいけれど気に入ったんです。
exifさん、いらっしゃい。
そう、椅子席は24席ほどしかありません。
この小ささが良いのでしょうね。
素敵な礼拝堂ですね。ルオーについては詳しくないので
晩年の宗教的な絵についても知りませんでしたが、
くまぱぱさんのリンクのお蔭で分かりました。
アクリルの板と照明と光とキリスト像がなんてシンプルで
綺麗だろうと思います。(クリスチャンじゃないけど〜)
ASさん、いらっしゃい。
晩年のキリスト教的題材の作品のせいで、ルオーを宗教画家という人も居ます。
題材が何であれ、ルオーの芸術家としての価値に違いはないし、私はどちらも好きです。
私もクリスチャンじゃないです。
もちろん宗教を否定する者でもありませんけど、特定の信仰は持ちません。
強いて言うなら、他力本願寺に所属しておりますね。(笑
エッフェル塔の階段
ルオー礼拝堂のある場所から南を見ると、ちょっと変わったものが見えます。石の階段(
こんにちは、初めてコメントさせていただきます。
素敵な礼拝堂ですね、僕はルオーが大好きなんで是非一度行ってみたいです。
美術館で彼の作品と出会うのとはまた少し違った感動が味わえそうですね。
shunnさん、いらっしゃい。
コメントありがとうございます。
ここは静かで良いところですよ。
機会があったらぜひ行ってみてください。
追記で地図を載せておきました。