「キュビズム展 美の革命 5」の続き。キュビズムらしい作品。
「タグボートの甲板」フェルナン・レジェ。
ここからは立体作品を。「ギターを持つ水夫」ジャック・リプシッツ。如何にもキュビズム。
「頭部」アンリ・ローランス。普通キュビズムと言うと絵画作品を思い浮かべる事が多いが・・
考えてみれば、立体作品のほうが適性はあるのではないかと思う。「立てる裸婦」アンドレ・ドラン。
今回の展示は殆どが「ポンピドゥーセンター」の収蔵品だ。
配管やエスカレーターがむき出しになった、まるで工場か倉庫のような建築が、1977年に開館していたのだから、フランスはやっぱり凄いと思う。
このシリーズはこれで終了する。
キュビズムは、印象派などの近代美術から現代アートへ移り変わっていく重要な節目とも言える。
なお、国立西洋美術館での企画展は終わってしまったが、3月20日から7月7日まで、京都市京セラ美術館で開催される。
上野で見損なった人は是非。