「須藤康花 光と闇の記憶 1」の続き。「模写 巨人」水彩で油絵を模写。
技術的に何か言う前に、12才でゴヤを模写する感覚に凄さを感じる。
「ゴヤの手」22才頃の木炭画だ。これは模写ではないが、暗い背景の不気味さがゴヤを思わせる。
「光の回廊」の連作。19才頃の鉛筆画だ。常に病気と戦いながら、鉛筆でこの濃度、この密度の作品を描いたのが凄い。
右「光の中に」木炭、21才。左「光と闇」油彩26才。中央の詩は27才の作。木炭画と油絵を並べてこうも違和感がないのは凄いと思う。
左「夢幻 1」、右「夢幻 2」。どちらも油彩で、23才の作品。同じテーマで描かれているが、1 で満足しなかったから 2 を描いたのかは分からない。
今回の企画展のチラシ、チケット、図録の表紙には「2」が使われている。
次回に続く。