雲の中に続く溶岩台地

06011401海の中にある島のようにも見えますね。
気温が高くなって、しかも雨ですから遠くの山は見えません。
もこもこしたような丸くて低い山の連なりは、八ヶ岳から韮崎市まで続く「七里岩」と呼ばれる溶岩台地の上の小さな山々です。

手前は、夏から秋にはきれいな花を咲かせたコスモスですね。
この方角は天気が良ければ富士山が見えます。
06011402ズームアップしてみると、あちこちに鉄塔のシルエットが見えますね。
携帯電話や高圧線など種類は色々です。
普通は邪魔なものですが、こうやってみると適度なアクセントになっていますね。何と言うか、こんな所でも人間は頑張ってるんだなと、そんな気持ちにもなってきます。

12倍ズームを最高にして、しかも拡大トリミングしています。そんなわけで画質はちょっと悪いです。実際の距離は画面で見るよりずっと遠いですからそのつもりで。
七里岩は、今から約20万年前の八ヶ岳(古阿弥陀岳)の噴火によって起こった山体崩壊の岩屑流で、長い間の河川の浸食により、長さ約28km、幅は約2kmという細長い形になりました。台地の形がニラの葉に似ているので、その先端に当たる「韮崎」という地名が出来たそうです。現在、台地の両側の崖の高さは40〜150mとなっています。
写真は1月14日の撮影です。下の地図のピンのある辺りから南側(台地の先端の方向)を向いて写しています。
雲の中に続く溶岩台地

“雲の中に続く溶岩台地” への10件の返信

  1. コスモスもこんな感じでしたら二度美味しいかも。
    どちらの写真も日本画のような雰囲気で良いですね。
    韮崎のいわれってそういうのでしたか。
    でもニラの葉って・・・。
    細長い葉っぱは沢山あるのに何故ニラなんだ〜。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    そうですね〜何でニラなんでしょう。
    菖蒲崎とか、水仙崎とか、、、う〜ん、ちょっと字余りだからかな?(笑

  3. くまぱぱさん、こんにちは。
    約七里あるから七里岩なのですね。
    この県道、四季を通して風景を楽しめてとても好きです。
    春の桃源郷はもちろんのこと、この季節日野春跨線橋から見る山々は最高です。

  4. 風花さん、いらっしゃい。
    七里岩ラインは如何にも日本の田舎らしいのどかな風景の中を走りますね。
    我が家から韮崎方面へは最短コースなのでよく利用します。
    以前は道幅の狭い走りにくい道でしたけど、最近はずいぶん拡幅が進んで走りにくい所は
    少なくなりました。

  5. 七里岩のいわれとか、どうして出来たかとかも、教えて頂いてまた観ると、感じが違いますね〜〜
    山岳信仰も頷けます。低く雲海が広がると、本当に海のようです。
    きれいですね〜〜〜!!!

  6. ASさん、いらっしゃい。
    約20万年前の八ヶ岳(古阿弥陀岳)の噴火ですが、噴火する前の古阿弥陀岳は標高が
    3,400m程はあったと推測されています。
    で、当時はまだ富士山は誕生前でした。
    富士山が盛んに噴火して高くなってきたのは縄文時代ころのはずですから、それ以前は
    八ヶ岳の方が高かったのは事実のようです。

  7. くまぱぱさん、こんにちは!(^^)
    この写真、水墨画みたいですね。幻想的でいい感じです♪
    韮崎に、そういう所以があったとは、知りませんでした。
    でも、私はニラやネギやらくさいものが大好きなので、
    韮崎でも葱崎でもOKです。^^
    今の今まで、夕飯も食べずに、くまごろーの帰りを待っていたのですが・・・。
    「今日は仕事で徹夜になってしまった〜」と今電話がありました。(T-T)
    おーいおいおい・・・(涙)

  8. ちょこわさん、いらっしゃい。
    葱崎は聞いたこと無いですが、くさや崎(草屋崎)なら何処かにあるかも?(笑
    くまごろーさん、徹夜ですか、、夕飯待ってたのに。←ここを強調
    大事にしてくださいね。

  9. そろそろ終電の時間が迫ってる・・・。って時に上司が散々考えた挙句、
    「これは今日中に片付けておかないとまずいな!」と言い出したため、徹夜をする羽目に・・・。(泣)
    サラリーマンの哀しい佐賀、間違えた!性・・・。
    (ブログと関係ないコメントですいません。)

  10. くまごろーさん、いらっしゃい。
    う〜ん、大変ですね。
    私も経験ありますが、明け方に少しでも仮眠できると良いのですけれど。

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