神様も火の用心

06011601諏訪大社秋宮の社殿です。
社殿とは言っても、ここもまた参拝の場所で、この奥に二棟の茅葺きの建物があり、その片方に神が住まうということです。その建物は社殿から続く塀で囲われていて全体を見ることは出来ません。
塀の四隅の外側に4本の御柱が立てられています。

建物が二棟あるのは、交互に建て替えて使うからだと聞きました。
06011602一昨日アップした「一の御柱」の対角線にある「三の御柱」です。
左の塀の中に二棟の建物があります。
この場所は既に一般人は入れない場所で垣根の外から撮影しています。

うっそうとした森の中で、陽の光は木漏れ日が当たるくらいです。周りの木々も相当な巨木ですが、こうして見ても御柱は太いです。
06011603一の御柱の側に塀の中への門があります。
右上の木の枝に隠れるように、茅葺きの棟の一部が見えています。

門の中へは、当然神職の方しか入れないですが、格子の間から中を見たら消化器が置かれていました。
諏訪信仰は昔からの竜神信仰と習合しているので、それからすれば火事の心配はないわけですが、最初から神頼みではダメなんでしょう。やはり人間が火事を起こさないよう細心の注意をして初めて神様も護ってくれるというものですね。

“神様も火の用心” への6件の返信

  1. 諏訪湖からは離れているのか〜。
    だから私は行ってないですね。
    記憶喪失かと思ってしまいました。
    伊勢神宮も建物が二つあって交互に使いますよね。
    それと同じなんですね。
    出雲とか熊野とか繋がってるのをとても感じます。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    建物は7年目毎に建て替えるので、その時に御柱祭りがあるという事です。
    7年目毎なので、7年に一回ではなく6年に一回(寅年と申年に行う)という事になりますね。

  3. 神様の住まいは6年ごとにお引越しなんですね。神職の方しか入れないところとか、しきたりも様式もきっと知れば知るほど深そうですね。
    火の用心、神様にもどうにもならないのは、人間のうっかり・・・ですね。気をつけなきゃ〜〜〜

  4. ASさん、いらっしゃい。
    最近は人間が増えすぎて、神様も護りきれなくなっているのかも知れませんね。
    なんか、いやな事件が起こりすぎますもんね。

  5. こんばんは。
    また、寒くなってきましたね。(泣)
    諏訪大社は20ウン年に行った事があります。
    確か、中学の時の諏訪地方への社会科見学の時だったかなぁ。
    まだ、御柱祭りを見に行ったことがないですね。一度くらいは見に行きたいですね。
    (7年に一度だしなぁ。なかなかチャンスが。)
    時々、神社やお寺で火事というニュースを見ますが、原因が放火だったり・・・。
    そんなのって、本当に信じられない話です。それこそ「バチ」が当たるのでは。

  6. くまごろーさん、いらっしゃい。
    御柱祭りの時は半端じゃなく混みますからねぇ。
    覚悟がないと出かけられませんよ。(笑

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